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美斉津のつぶやき
バックナンバー(2007.1〜12)

東京、新潟、大阪と三都にまたがり、日本列島大討ち入りトライアングルを形成すべく敢行して参りました、『花組総進撃!!誉の仇討ちアニバーサリーロード』もようやく一段落……してから一週間程経ちますが、劇場に足をお運び下さった皆様!また、今年一年並々ならぬ御声援を賜りました皆々様!!
誠に!誠に!!真っ事有り難う御座いましたっっっ!!!!
今年は、今日は明日に備え、明日は明後日に備え…といった感じで、常に何事かを心に掛けながら日々を過ごしていた様で、特に長い一年となりました。
落語+』が既に2、3年前の出来事の様です。

以下、余談の様な本文ですが…。
我等の小学校時代、社会の教科書等で『源頼朝の肖像』として紹介されていた黒衣の“あの方”…。
実はあの方こそが『足利直義』である様ですね。未確認ですが、最近の教科書にもそう記載されているそうで(ならば直義さん“ヒゲ”もアリだったかい!?)。
兄尊氏と共に二頭政治を敷き、実際の政務を取り仕切っていたと言いますから、正に天下人であります。
そんな時の権力者からスタートした今回のお芝居を時系列で…。

*振り出し*
「新田義貞を討伐し、兄と一緒に幕府を興す」

↓3コマ進む。

「一介の武士に身をやつし、塩冶家の内情を探る」

↓2コマ進む。

「駕籠かきに扮して京に入る」

↓1コマ進む。

「幇間になりすまして祇園に潜伏。由良助の真意を探りみんとす」

↓2コマ進む。

「キャンディーを食べて子供に、義士の出立を見守る」

↓1コマ進む。

「母親の切髪で遊んだバチが当たり、若狭助の愛馬“早合天”へとメタモルフォーゼを遂げる」

かくして、独断的脳内こじつけにより、『大流転隠密双六絵巻』の完成と相成りました。
(2007.12.31)


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終演後の楽屋は慌ただしいものですが、余りに急ぐと…

図1…正解。


図2…残念な結果。


図3…がっかり。
(2007.12.6)


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猫の溜まり場が有ったので…。

なかなかふてぶてしい面構えです。

 
(2007.11.7)


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稽古場で見付けたノスタルジー。
その名も“
マルカワ”のフーセンガム。

最近では殆どやらなくなってしまったが、地元では、家を新築する際、骨組みと屋根が出来上がった時点で、近隣の人を集め、屋根の上から菱餅(家の四隅に落とす、大きな物を“角餅”玄関に落とす特に大きな物を“天餅”といって、競争率が高かった)やお菓子や小銭の入った袋を、大工とその家の男衆がバラ撒くという慣例があった。
実家が新築された時には、俺も屋根に登って、画像の様なガムなんかを、引力による加速を計算に入れず、オーバーハンドで投げ下ろしていた所…「早くて取れない!」と怒られた記憶がある。

正式な名称は知らないけど、ウチの方では“御馳餅”なんぞと言って、かなりの人が集まったものだが…。
果たしてこれは全国区の風習か?
(2007.10.22)

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『コレはこれは、イトメずらしき、道中ナルかな』

 ハラハラする様な空模様の下、ひょんな所で集った僕らは、ふと思い立って平日の街へと繰り出してみた。ここに、一日限定『花組余暇連』発足です。

 と言って、どこに行く当ても無いので、ひとまずM川君に全権を委ね、僕らの旅をプロデュースしてもらう事にしました。
 すると早速…「したらば、取り敢えずプリクラ撮るべ!」と息巻くT之君…。
 「あのゥ……N流屋さん…いえね、不服を言うじゃあございァせんが、あっしらの様な面子を捕まえて、いきなりプリクラたァ…そいつァ、ちと酷ってもんじゃございァせんかねェ…」
 と下手に出てみたところ…
 「ぬかしゃあがれィ木端(こっぱ)共めが!この儂がわざわざ、おどれらの様なボンクラの吹けば飛ぶ様な愚にもつかねェ一日を、眩い思い出の1ページに繋ぎ留めてやろうって言ってるんでェ。四の五の言わずに着いて来ゃあがれィ!この穀潰しがァ!ガタガタぬかす奴ァ伸しイカにしてやるぜィ!!」
 と捲し立てるマルコムの剣幕にすっかり肝を潰したK務さんと僕は、大人しくゲーセンを目指す事にしました。
 ピンク色が渦を巻くプリクラフロアに野郎が三人…ともすれば、へし折れてしまいそうな心を必死で奮い起こし、急速に遠のいていく意識をギリギリのところで辛うじて繋ぎ止め、決死の覚悟でマシーンの前へと辿り着きます。
 そこからは、もはや煉獄の一時。次から次にマシーンから要求されるあられもないポーズをとり続け、一枚…また一枚…と、今日という日に、プリクラという名の楔を打ち込んでゆくのです。
 ようやく全てを終えた頃、そこに残されていたのは、憔悴仕切って燃えカスの様になった二人と、口の端だけを歪めて密かにほくそ笑むマイキーのしたり顔だけでした。そして、
 「どォでェ野郎共!こいつがプリクラてェもんよ!貴様等みてェな、とことん意気地の無ェゴロツキには、ついぞ縁の無ェ代物だが、この日この時この場所で、俺様と巡り会ったが縁てぇもんだ。盃代わりのそのプリクラ、二度とは巡って来ねェ今日の名残とォ、後生大事にしたがよかろうぜィ」
 などと、大見得を切ったマリーは、カンラカンラと高らかに哄笑するのでした。

 およそ一日の内に使い得るエネルギーの大半を注ぎ込む事で、どうにかこの偶然の出会いをラメラメのシールプリントに閉じ込める事に成功した僕らですが、この時点でまだ、本日の道程の半分も消化していない事に思い至ります。

 はてどうしたものやら…。
 思案に暮れていると…沈黙を破って、次なる刺客R基さんが…
 「オイラの記憶が確かならば…確かこの辺りにバッティングセンターがあったぞィ」
 瞬間、目どころか瞳孔をも見開かせて振り向いた僕とマイルズは、先輩の意味ありげな含み笑いに出会いました。
 何しろ、僕もマッコイも、残業上がりのサラリーマンの聖地にして、カップル達のトレンディースポット“バッティングセンター”なんて、夢に見るだけ、人の噂に聞くのが精一杯な場所です。
 しかし今、我等若輩が未だ踏まざる未開の地を行く先駆者が「カモナベイベー」と導きの手を差し延べているのです。
 異を唱える理由など欠片も見つかりません。込み上げる衝動そのままに、諸手を突き上げ「イヤッホゥ!」とばかり先導者に続きます。本来ならば「ウヒャッホゥイ!!」といきたいところですが、人目を憚りました。「イヤッホゥ!」で我慢します。

 「ここは正に、世に言うコンクリートジャングルであるなぁ」等と和やかに語らいつつ、一瞬たりとも気を抜く事の出来ない摩天楼を彷徨う事十数分…。
 辿り着いたそこは、我々の侵入を阻むかの様に濃緑色のネットに覆われた打撃練習場でした。
 意を決して、中へと潜入。受付を経て、いざ打席へ入ると…。

 舐めてました…。
 マシーンから繰り出される、どこまでも無慈悲で無情で無機質な球は、それでも僕達の思い上がりを打ち砕くのに十分だったのです。同年代の高校球児達が華々しく青春を謳歌していた時、日陰で捻くれた青春を送っていた僕達では、まともに打ち返す事すらかないません。
 あれ程焦がれ夢に描いた場所が、実は自分達の手には負えないと思い知らされた時、僕達は静かにその場を立ち去る事しか出来ませんでした。

 バッティングセンターを後にし、やり切れない気持ちを抱えたまま歩いていると…すかさず、K屋さんが次なる一手を打ってきました。
 「やい愚弟共!この界隈には、ダーツバーという名の、魅惑のアミューズメントスポットが存在する。おぬしらにその気があれば、オイラが手解きをしてやらんでもないが如何に?」
 その時、僕とマルキーニョスが青ざめたのは、なにも新たな秘境に怖れをなしたからではありません。
 それまで、人の噂に伝え聞くどころか、その様を思い描くことすら恐れ憚られる様な大人スポット…。
 そんな魔窟に自分達が足を踏み入れる…。
 もう理屈なんか要りません。道理も引っ込みました。長崎は今日も雨であります。
 浮かれ騒ぐのを通り越し、もはやキャパシティーの臨界を振り切った僕とマレンコは厳粛な面持ちで全てを受け入れ、粛粛と先輩の影に付き従うのでした。

 そうして辿り着いた約束の地は、平日という事もあってか未だ人影も無く、降り積もったばかりで誰にも荒らされていない新雪を踏み締めるかの様に、僕らはフロアに降り立ちます。
 チャージ?ワンドリンクオーダー?目眩の様な感覚に襲われながらも、急速に大人ステップを駆け上がり、とうとう今日三台目のマシーンの前へと立ちました。
 ルールの説明を経て即座に勝負に臨みます。
 やはり甘かった…。
 弓も無しでは、思ったところへ矢を飛ばす事も出来ません。
 所謂、矢所定まらずです。
 そうこうする内、マリルレローがビギナーズなラックで二連勝を飾ったところで俺タイムアップ。
 後ろ髪を鷲掴みにされる思いで、その場を後にするのでした…。


※)本文は“一部”多大なる誇張と、根も葉も無い言動を含みます。
(2007.9.20)

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日曜日は下北にて、大野さん率いる『狂夏酔月Drink or die』の…
楽日にお邪魔…
バラシに参戦…
打ち上げに潜入…してきました。

 

今年の夏は目まぐるしかったなぁ…。
(2007.9.5)

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ゴールド免許(=超弩ペーパーの証)な僕は、実に1年と2ヶ月振りにハンドルを握ってみました!
「何かあったらかわしてくれ」
と、周りの車に祈るばかりでした*



という訳で、そろそろ再上京。
丸ちゃんへのお土産は蝉の抜け殻(大量)で良いかしら?


※)遠近の狂った鶏唐。
(2007.9.2)

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小諸なる古城のほとりより。




(2007.8.31)

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初ボクシング観戦は後楽園でっ!
知り合いのプロボクサーが試合をするってんで行ってみたら、A級トーナメントの準決勝でした。
ヴァンタム級としては、かなり大柄な選手相手に、だいぶやり辛そうでしたが、2―1で僅差の判定勝ち!

勝利を見届けたその足で…ちょっとだけ実家に帰省して来ます*
下北分隊大野組の楽日には戻って来る積もり。
(2007.8.30)

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熱狂、狂乱、乱痴気な千秋楽から二日…
恐怖時代』連日の盛況、誠に有り難う御座いました!
改めて御礼申し上げます。

楽日の終演後の楽屋では、抱擁と握手とボディーブローで互いの労を労ったものです。

色々と新たな経験をさせて頂き、短い期間でしたが出演陣も目一杯楽しませて頂きました*
お陰様で下北沢という土地が益々好きになりました。

稽古期間中ずっと夏合宿の様な気分でいたので、このまま夏が明けてしまいそうな錯覚に陥っておりますが、まだまだ夏はこれからですね…。
“祭り”は始まったばかりです。


※)終宴後、駅のホームにて…
変な格好で寝る谷やん。
(2007.7.12)

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もう、どうしようも無い位小屋入りです。

祭りを控え高揚する稽古場では…

北沢先輩に限定解除が発令されました。
メル(丸)が『強くなってやる…』と呟けば、
涼君の朝は相変わらずコーラで始まるし、
谷やんはTPOに応じてジャージを穿き分けています。

(2007.7.5)

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新訳ヌーベル稽古場語録。

【芳江】
周囲の座員が色眼鏡をかける事によって出現する、水郷屋さんの別人格。高一(推定)

【熊】
近頃、時季外れの鮭を捕る為に稽古場に出没する。剛力(類)

【初期化】
酒狂磯村氏による、システムダウン(気絶)を伴う飲酒行為。

【パン】
比喩。見た目。印象。
(2007.6.11)

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引き続き…

鳴流屋さんの呼称を検討中。

マルク…
マルキー…
マイキー…
マルコム…
たかまる…
Tac丸川…
鳴流川…
眉川…
ホセ…
サントス…
ラバナレス……。
(2007.5.25)

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決めたっ!
今度から丸ちゃんの事を“マルキー”って呼んでみる!!
そこから“マイキー”に派生したら理想的。

でも一日で挫折するんだぜ、きっと。
(2007.5.23)

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GWに世間が沸き返る中、男の子にとっての永遠のテーマである“強さ”を探求する為、R象兄さんと『観戦!!プロレスリングノアin日本武道館』を開催してきました。

日本の団体を生で観るのも、武道館も初の経験。
Jrは恐ろしくレベルが高いし、三沢や高山はもはやレジェンドですな…。

やはりライブは違う!
次は全日本かな…。
(2007.5.2)

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神戸といえば……NBA選手のコービー・ブライアント!
同じくNBA選手だった彼の父親が、神戸牛のステーキにほれ込み、勢い余って息子にKOBE(コービー)と名付けたとか…。
(2007.4.12)

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堀川屋御曹司接待旅行於神戸。
 



春の陽気に惚けていたら、あっという間に一週間以上経ってしまいました。

遅くなりましたが、『
かぶき座の怪人』に御来場下さりました皆様!
兎にも角にも有り難う御座いました!!

出会って5年、門を叩いて2年、入って1年…入座以前の19年分の重みを感じる事の出来る公演でした。

劇場に籠っていた間も時は着実に流れていた様で、近頃は真新しい制服やスーツのフレッシュな方々がやたらと目に付きますな。
(2007.4.11)

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Kobe the wonder land☆



森へお帰り…。
(2007.3.31)

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郵便の配達員さんへ…。
同じ部屋番号だからといって、隣りの棟の郵便物をせっせとうちに届けないで下さい。
(2007.3.4)

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以下のイメージは、稽古終了後に那河岸こと小林大介君が宣った「ビール飲みたい」という発言が「ビル飲みたい」に聞こえた事から発生したものです。


D「I村さん、ビル買って下さいよ」
I「えっ……なんで?」
D「いやいやいや、いいから買って下さいって」
I「…まあ、ええけども……」

数日後……。

I「買うて来たでぇ」
D「あ(りがとうご)ざ(いま)す」

やおらビルを根元から引っこ抜き、飲み下していくD(イメージ)。

I「………………」

更地に立ち尽くすI(イメージ)。
(2007.2.26)

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注)この中に是屋さんはいません。

すいません…。どうにも気になったもので…。

エロい上に悪人じゃ、あまり魅力的じゃ無い気がするんだけど…。
(2007.1.27)

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伊予屋フォーティ』の一行を目にした瞬間、『ブオナローティ』というフレーズが脳裏をよぎった。
ブオナローティ……はて、何であったかな…?
と、引っ掛かっていたのですが…彼のミケランジェロのセカンドネームである事が判明致しました。

それにしても妙に格好良い響きだなぁ…。
(2007.1.22)

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客を車に待たせて、コンビニの店員に道を聞くタクシー運転手を目撃しました。

有りや無しや…。
(2007.1.4)


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