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磯村のつぶやき
バックナンバー(2006.7〜12)

 おじき「その話はさっきも聞いたよ・・・」
 俺「嫌、おじきは何も分かってねえ!」
 おじき「落ち着けよ」
 俺「俺は落ち着いてるよ!」
 おじき「うるせー!いい加減にしろ!ボスッ!!」
 俺「・・・痛ぇ」
 おじき「・・・すまん・・・」
 俺「・・・嫌、ありがとう」
 おじき「え?・・・」
 俺「目が覚めたよ。女と別れたからって後輩にメールばかりして・・・馬鹿だよな、俺」
 おじき「ふっ・・・お前の気持ちは分かるよ。まっ、いろいろあるよな、俺もいろいろあったよ・・・」
 俺「おじき・・・」
 おじき「まぁ、飲めよ・・・」
 俺「ああ・・・飲み干すよ、おじきを」


 

 ♪飲んでー飲んでー飲まれてー飲んでー・・・
(2006.12.29)


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 12月24日 深夜
 「亀田親子」について無性に語り合いたくなり、八代の進ちゃん先輩にメールした・・・
 進ちゃん「お前は後輩ばっかりで、俺には興味無いと思ってたよ」
 泥酔男「愛してますがな。後輩も可愛いですけど。こんな俺に気使ってくれるし・・・」
 進ちゃん「それはお前が可愛いからだよ」
 進ちゃんも泥酔か?
 結局「亀田親子」についてひと言も話さないまま、キリスト様降誕前夜祭は終わった・・・

 「家族と」
 「恋人と」
 「亀田親子肯定派と」
 皆様はいかがでした?
(2006.12.26)


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 「稽古場の怪人」の図。


 12月23日(土)快晴
 師も走る忙しいこの時期に、走る必要の無い暇な男達三人が稽古場にやって来た。
 水下きよし(47)
 堀越りょう(22)
 二日酔い (33)

 午後一時。
 33「おはようございまーす」
 47「おはよう」
 33「どこの掃除するんですか?」
 47「お前の脳味噌」
 こんな感じで始まった稽古場大掃除の会。
 掃除の場面は割愛させていただきます。

 午後五時
 「乾杯!!!」
 本日の報酬、ビールで乾杯。
 33・22「超うめー!!」
 久しぶりに健康的な酒を飲んでハイテンションな33。
 47はお腹を空かせた二人の為に特製鍋を作ってくれた。
 33・22「超うめー!!」

 午後六時
 22「ちょっと磯村さん!コップの半分以上焼酎ですよ!」
 33「ええねん、今日は!」
 焼酎8割お湯2割。
 ゴクッ・・・ゴクッ・・・

 午後七時
 「・・・」
 目が覚める。22は帰っていた。
 テーブルの上は片付いていた。
 この後47と33は焼き鳥屋へ・・・

 稽古場は綺麗になったが、公共の道路をビールと焼酎とお鍋をミックスした物で汚してしまった。
 深くはお尋ねあるな・・・
(2006.12.25)


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 12月21日
 お互い自分の家で、お互い自分の好きな酒を飲み、お互い自分の好きな物を食べ、その状況を中継。
 酒飲みながら堀越りょんりょんと酒とつまみについて長々とメール。
 21歳にして確実に味覚は酒飲みになりつつあるりょんりょん。
 いいじゃない、いや、よくない、いや、いい・・・
 女形は酒豪であるべきか・・・
(2006.12.23)


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 ふと、目が覚める。

 午前3時。
 電気付けっぱなし。
 テレビ付けっぱなし。
 テーブルの上にはウイスキーのボトルと、氷の溶けきったグラスが・・・

 これで4日連続。
 止める人間が居ないと意識を失うまで飲み続けるらしい。
 後輩への迷惑メールが減った分、飲む事で間を埋める最近の俺。
 こうして、飲みながらつぶやきを書いてるうちに意シきガトおくなッテ・・・
(2006.12.21)


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 息子「もしもし、智彦やけど・・・」
 母「何やねんな」
 息子「いや、帰ろうかなぁと思って」
 母「何でや」
 息子「いや・・・」
 母「何か用事あんのん?」
 息子「いや・・・」
 母「結婚でもすんの?」
 息子「いや・・・」
 母「ほなら別に帰って来んでもええがな」


 ♪暮れーの元気な御挨拶ー
(2006.12.18)


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 愛する子供達の学費と愛してた夫の建てた家のローン返済の為に、ただひたすらにレジを打ち続けるスーパーのパートのお姉様方。
 ハイスピードかつローテンションなお姉様方の頭の上には被らされてる感でいっぱいのサンタの帽子が・・・

 母よ、妻よ、サンタはきっとやって来る。
(2006.12.17)


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 フランスパン切る。
 皿に乗せる。
 ミートソース塗る。
 チーズ乗せる。
 焼く。
 食べる。
 うまい。
 ビール飲む。
 うまい。
 男、狩りする。
 女、家守る。
 歌、歌う。
 みんな幸せ・・・
(2006.12.16)


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 理数系大学受験の面接試験の時、面接官に「将来の目標は?」と聞かれ「役者になる」と答えて、その場の空気をイタリアンジェラートにした事がある。

 何故この様な事を思い出したのか・・・
 年明けに「
落語+」が待っているプレッシャーからである。
 お節料理に飽きたお客様にカレーではなくジェラートを食べさせてしまわない様にしなければならない。
(2006.12.14)


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 2006年3大ニュース乙貝屋編

 第3位 女と別れる
  まぁ、色々ありましたわ・・・

 第2位 後輩5人入座
  嬉しい限り。
  色々迷惑掛けました。
  研修生君にも掛けました。
  来年もよろしく。

 第1位 自宅忘年会の食材が大量に残る。
  慣れない事はするもんでは無い。
  新年会はお店でやろうと固く心に決めた。

 いくら味を変えても、もつ鍋は3日続けて食えるもんでは無い。
(2006.12.12)


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 「もう僕寂しく無い」の図。


 12月8日。しゃくれ自宅にて、忘年会決行。
 Kばやしさん、美斉津さん、堀越さん、谷山さん、二瓶さん、年末の忙しい中ありがとうございました。
 何故全員が写った写真ではないのか。
 すいません、酔っ払って撮るの忘れてしまいました。
 Kばやしさん、美斉津さん、二瓶さん、すいませんでした。
 これからも仲良くして下さい・・・


 クリスマスパーティー企画しようかな・・・
 多分誰も来ないからやめとこ。
(2006.12.10)


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 「若者の全て」の図。

 「幻想の虹」観劇後、空きっ腹で飛込んだ新宿思い出横丁の中華屋にて。

 美味しいもん食べるといい表情するなあ・・・
(2006.12.8)


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 親父から送られてきた画像。
 

 思い出も無ければ思い入れも無い。
 感動も関心も記憶にも無い。

 実家に帰らず早7年。
 親父の事が分から無い・・・
(2006.12.5)


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 「東京都世田谷区北烏山 6畳 4畳半 風呂トイレ別 台所換気扇無し 玄関窓鍵無し 家賃月3万円 敷金0円 礼金0円」外観の図。
 入座するまで住んでました。
 一人サイクリング途中に立ち寄って思わず撮ってしまいました。
 弊越しの庭です。
 何も変わらず、洗濯機もそのままの定位置にあった。
 お世話になりました・・・

 同じ状況のお隣さんは日舞の姉弟子さんが住んでおられました。
 とある早朝、お隣さんから・・・
 姉弟子「ギャー!!!」
 俺「???」
 慌てて外へ。
 姉弟子「イソップー!!!」
 俺「何事!!?」
 姉弟子「・・・知らないおじさんが・・・ベッドの下で・・・寝てた・・・」

 いい思い出です。
(2006.12.1)


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 11月29日 快晴

 一人サイクリング中に発見。
 テンション上がった33歳。


 しかしながら入場は要予約制。
 テンション下がった33歳。


 ♪素敵なぁ冒険始まるぅ〜


 再びペダルを漕ぎはじめた33歳・・・
(2006.11.30)


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 研修生の頃、眉毛を剃って金髪にしていた俺と、スキンヘッドにしていた横道先輩で連れだって歩いていて職務質問された事のある曰く因縁付きの町、新宿歌舞伎町の外れに、この店は君臨している。
 「韓国広場」
 様々な欲望渦巻く町歌舞伎町を抜け、たった一つの欲望を満たす為に俺はこの店にひたすら通い続ける。
 愛しい異国のアノコを指名する為に。

 俺「また来ちゃったよ・・・」
 彼女「アニョハセヨー」
 俺「会いたかった」
 彼女「チョンマルロ?」
 俺「ああ、本当さ」
 彼女「サランヘヨ?」
 俺「もちろんさ・・・愛してるよ」
 彼女「カムス・・・ハムニダ・・」


 本日購入した物。
 マッコルリ2本。
 今宵も夢の世界へ・・・
(2006.11.29)


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 DEESUKE・KEIBAYASHI デビューシングル
   「君といたDすけ」

   NOW ON SALE

   
(2006.11.26)


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 11月21日
 寒い夜だった。
 日本人最高の発明品「おこた」に入りながら一人鍋・・・。
 一日で最も至福なひとときだった。
 ぬくぬくおこたで熱々お鍋。
 発泡酒2本、赤ワイン一本を飲み干した。
 「う〜ん、少し物足りないなぁ」
 冷蔵庫から中華生麺を取り出した。
 鍋の残り汁に投入した。
 数分後、汁にトロミがつき「土鍋ラーメン」完成なりけり・・・

 酔ってたんです、かなり。
 思考回路が停止してたんですきっと。
 卓上コンロから鍋を下ろして、直接食べたかった。
 素手で鍋を持った。

 「!!!」

 熱かった。
 ごっつ熱かった。
 手、離した。
 「ゴッ!!!」言うて鍋落ちた。
 鍋跳ねた、鍋のくせに跳ねおった。
 テーブルと体の間のおこた布団に落ち着きおった。
 逆さまで・・・


 一人暮らしは病気になった時困る、と人は良く言う。


 違います。こういう時です。
(2006.11.24)


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 あいつ「そっか、大変だったわね・・・」
 俺「ああ、俺ももう若くないな、無理はするもんじゃないよ・・・」
 あいつ「で、今日は古い付き合いの私って訳?」
 俺「嫌・・・まあな・・・」
 あいつ「ふふっ、相変わらずね。でも、久しぶりよねぇ、貴方とこうして会うのって」
 俺「そう・・・だな・・・」
 あいつ「懐かしいわぁ、何年前かしら、貴方ったらしょっちゅう私に会いに来てたわよね?」
 俺「・・・」
 あいつ「そうそう、それこそ毎日だったわぁ。貴方ったら芝居の稽古が終わってぇ・・・」
 俺「おい・・・」
 あいつ「銭湯に行った後、汗だくで発泡酒片手に私の前に立って・・・」
 俺「おいっ!・・・」
 あいつ「私いつも思ってた、銭湯行ったのに汗だくって、意味ないじゃーん、てね、ふふふっ」
 俺「もう、やめてくれよ!!」
 あいつ「えっ・・・ごめんなさい、どうしたの?」
 俺「すまない。昔の話はさ・・・」
 あいつ「そうね、そうよね、昔は昔よねっ」
 俺「ああ・・・駄目だ・・・」
 あいつ「どうしたー?」
 俺「酔った・・・かな、すっかり弱くなったよ俺も」
 あいつ「大丈夫ですかぁーふふっ」
 俺「・・・」
 あいつ「って言うかさぁ・・・」
 俺「何?」
 あいつ「いい加減お湯捨てろよ」


   
(2006.11.20)


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 久しぶりに下北沢へ行ってみた・・・

 基本的に人混みが苦手なしゃくれ。
 嫌、人が苦手なしゃくれなのだが、銀座、浅草、下北沢は数少ない愛する町である。
 特に下北沢は新劇養成所時代に住んでいた町なので思い出多い町なのさ。

 お昼をとっくに過ぎていたのでお腹ぺっこりんなしゃくれ。
 まずは食事かな・・・
 下北沢である。ナウでヤングなお店だらけ。
 しゃくれの第六感で選んだお店。
 「餃子の王将下北沢店」
 無理しない33歳。
 レバニラ定食餃子付。
 決して想像を越えないが人を不安にさせない味とボリューム。
 満足して店を出る。

 今年になって、高校生の頃から大事に着ていた大量の服を一気に処分したしゃくれ。
 「お洒落になるべ」
 あんな店、こんな店を覗いてみる。
 「お洒落なんだろうな・・・若い子が着れば」な服がおいでおいでする。
 「無理・・・」
 断り続ける。
 DCブランドブーム世代のしゃくれ。
 固定観念とは恐ろしい。安くていい服の選び方が分からない。
 もとい、服の選び方が分からない。
 結局切れていたシャンプーと歯磨き粉だけ買って、大人しくお家に帰ったさよなら青春な一日であった・・・


 数年前「コムサデドーモ」のバーゲンに行って100円のキーホルダーだけ買って帰った事を思い出した。
 さあ、みんなで歌おう!!
 ♪洋服なんてララーラーラララ ラーラー・・・
(2006.11.18)


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 あいつ「もう・・・終わりなの?」
 俺「すまない・・・」
 あいつ「どうして!?今日会ったばかりじゃない!!」
 俺「・・・」
 あいつ「答えてよ!」
 俺「・・・しつこい」
 あいつ「えっ?・・・」
 俺「しつこいんだよ、お前は!!」
 あいつ「ひどい・・・」
 俺「もう、お前にはうんざりだ、飽々なんだよ!!」
 あいつ「私の事、捨てるの?・・・」
 俺「いや・・・」
 あいつ「残された私はどうすればいいの?」
 俺「分かった・・・もう少し付きあうよ」
 あいつ「嬉しい・・・ごめんなさい、無理してる?」
 俺「そんな事ないよ」
 あいつ「ありがとう、優しいのね」
 俺「そんな事ないよ」
 あいつ「私の事、まだ好き?」
 俺「そんな事な・・・」


   
(2006.11.17)


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 「ハナオフ」打ち上げ終了後、美斉津恵友と磯村智彦の会話。
 携帯電話にて・・・

 美斉津「お疲れ様です。ちゃんと帰れましたか?」
 磯村「おー、大丈夫や。恵友は?」
 美斉津「今、桂さんと飲んでるんですよ」
 磯村「えー!捕まっちゃたんだー、大変やな、まぁ頑張って!」
 美斉津「はい、お疲れ様でしたー」


 翌日、この会話の相手が美斉津になりすました桂憲一だと、美斉津から知らされた。


 二人共、来年ダンスシューズは良く調べてから履く様に・・・
(2006.11.16)


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 水やん先輩にスカウトされ、寂しさを紛らわす為に軽い気持ちで引き受けた音響オペレーション。
 本当にのほほんと音を出していた俺。
 稽古場では・・・
 「こんな感じかな、今のシーンでは」
 とか
 「微妙だなー今の間」
 とか。

 小屋入り後。
 秒数、照明さんとの兼ね合い、役者との兼ね合い、正確な音量レベルを指定して来る演出家等々、目黒押しなプレッシャー。

 俺の台本、数字と専門用語と矢印と訳の分からん日本語だらけ。
 えらいこっちゃになって来たで・・・
(2006.11.10)


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 「坊主サービス」の図。



 稽古場に「
ハナオフ」最終通し稽古を観に来た師匠。
 トレーナーとジャージで来た師匠。
 何故なら稽古場撤収も手伝いに来た師匠。
 現在「紫式部ものがたり」稽古期間中ですこの師匠。
 何なんですかこの師匠・・・

 稽古場打ち上げの後、久しぶりに差しで飲みに行った。

 師匠「お前もっとのびのびしないとな。」
 弟子「はぁ・・・」
 師匠「つぶやきだけじゃなくてな」
 弟子「はぁ・・・」

 夜は更けて行く・・・
(2006.11.9)


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 音響オペレーションをしながらつくづく思う。
 「スゲェよなぁみんな・・・」
 努力、経験、持って生まれた才能・・・
 何だかいたたまれない気持ちになって来る。
 細かいダメ出しをする演出家 水下きよしは知っている先輩。
 すぐに答える自由自在な先輩達。
 5人だけの対話劇。
 観せ続ける先輩達・・・

 おっと、音出すの忘れたぜ、失敗、失敗。
 やっぱし芝居っていいもんですわ。


 休憩中。
 桂先輩「磯、最近お前誰にメールした?」
 俺「潤ちゃんと・・・綾央さんと、りょうと・・・」
 桂先輩「絶対お前にはアドレス教えない!」
 俺「そんな事言わないで下さいよ!」
 桂先輩「絶対、嫌!!」
(2006.11.7)


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 11月5日
 本日稽古場で高荷先輩とした会話。

 長渕剛の過去について。
 志保美悦子の現在について。
 お互いの学歴と演劇について。
 中華料理と化学調味料の関係性について。
(2006.11.6)


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 「なんじゃぁこりゃぁ〜!!・・・俺はまだ死にたく無いよ、死にたく無いよ・・・」の図。

 我が座長の左能?右脳?脊髄?上手く言えないが、花組の大事な内蔵、おおにょ君の愛する機材を拝借して音響している俺。
 見慣れているこいつだが、いざ自分が扱うとなると、なかなか我がままジュリエットなこの子。
 いや、嘘です。
 頭のいいこの子のほんの一部しか使わないに、今のところ扱い慣れない俺。

 演出家 水下きよしは知っている指導の元、本番に向けて右指一本、左指二本で戦い続ける水やん先輩の中指の爪な俺である。


 高荷先輩、稽古始まる前「磯村君、今日もよろしくお願いします」と言って来る。
 ちょっと、朝まで付き合ってくれる・・・
(2006.11.5)


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 午前0:00
 「ジェイルブレイカーズ」のお勤めを終えたばかりの女形星人先生と、最近忙しいであろう女形星人後輩、堀越りょんりょんに替わりばんこにメールをした。
 相変わらず酒に飲まれた俺の行動は奇っ怪である。
 常に冷静な返信をする先生。
 常に絵文字を入れて返信をする後輩。
 自分から始めたものの訳わからん様になってきた。
 先生に悪態を突き、後輩に上から物を言う。
 先生、冷静。後輩、絵文字。
 結局二人とも冷静な様子。

 申し訳ございませんでした。
 もう二度と・・・暫く致しません。


 稽古中、りょんりょんによく言われる言葉。
 「面白い事出来る様になれ」

 一生努力します。
(2006.11.4)


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 ♪あーる晴れたぁ昼下がりぃ
 稽古場へ続く道ぃ
 チャリンコがぁごぉとごぉとぉ
 しゃくれを乗せて行くぅ・・・

 別に暇つぶしに稽古場に行く訳では無い。
 酒を飲みに行く訳でも無い。いや、酒は飲む。
 しかしその前に仕事をしに稽古場に通っている今日この頃。
 しゃくれは「
ハナオフ」の音響を担当する事になった。
 プロの音響さんでも、おおにょ君でも無く、アルコールで生きているしゃくれがである。
 まあ、水やん先輩も大胆な男である。
 選りにも選って花組一不器用な男に音響て・・・
 まあ、昔の劇団で一応やった事があるし、今の所アルコールが切れても手が震える事も無いので何とか勤められそうではありますが。
 後は本番で緊張して手が震え無い事を祈るばかりである。


 俺のつぶやきを見た高荷先輩、更に強調して「磯村君」と呼ぶ。
 抜本的な構造改革を前向きに善処する所存である。
(2006.11.3)


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 「何べん言うたら分かるのえ!料理の基本は出汁やのえ!ピシッ!!」
 「親方堪忍して下さい、堪忍して下さい!・・・」
 「あんさんなんかもう首や!さっさと田舎に帰んなはれ!ピシッ!!」
 「そないな事言わんと、もう一度やらせておくんなはれ、お頼申します、お頼申します!・・・」

 今夜は湯豆腐です。

 出汁なんかいらんねん。お湯と豆腐とポン酢さえあったら。
 せやけどポン酢はついついええもん買うてしまう。
 一人で湯豆腐つついていると、僧侶になった気分になる。
 嗚呼、清貧なりけり・・・

 手の皺と皺を合わせて幸せ・・・

 後輩に迷惑ばかり掛けると皺寄せ、南無ぅ・・・
(2006.11.2)


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 11月5日スタート。東芝日曜劇場「下高井戸の塩加減」のワンシーンである。


 ・・・今回の前置きはこれくらいにしておくか・・・


 「
百鬼2」終了以来、俺とDすけは、約週1ペースで飲みに行っているらしい。
 「らしい」と言うのは、10月29日久しぶりに執り行われた「下高井戸 先輩風の会」でDすけに言われるまで全く意識して無かったから。

 俺「そう言えばそやな」
 Dすけ「兄さん最近病んでまんな」
 俺「え?・・・」
 Dすけ「つぶやきやがな。おもろいからええけど」
 俺「最近1日中考えてんねん」
 Dすけ「病んでまんな・・・」

 そんな会話をしていると、研修生にして飲み友達の二瓶拓也がやって来た。
 若いって素晴らしい、一気に会話が若返る。
 どうでもええ事を喋りながら、だらだらと飲み続けていると、にこにこしながらやって来たのは谷山知宏。
 犯罪的な芝居をするこの男、普段の会話も犯罪的。
 人のツボを突き続けおる。代表的な関西人である。
 飲み、食い、ただひたすらにだらだらと。
 更にツボを突きにやって来たのは丸川敬之。
 小心もんやが、やるときゃやりおるこの男。勉強になります。
 揃いました
 「先輩風の会」
 お酒大好きな仲間達。
 稽古中でも本番中でも無いのに酒だけを飲みに集まった男達。

 「へーそうなんだぁ」「うるさいねんお前は」「死ねばいいのに」「レモンサワー一つ!」「あっライムサワーも一つで!」「大体お前はなぁ・・・」「知らんがな」「唐揚げ食べたいです」「あっ、あんかけ焼きそばも!」「飲め!」「帰れ!」「タバコ一本下さい」「今何時・・・」

 くんずほぐれつ男だらけ・・・
 翌朝のゴルフコンペに備えてすみやかに解散した男達であった。


 正直ほとんど記憶にございません。
(2006.10.31)


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 「アナタガ〜チュキダカラ〜!!」
 ふっ・・・チャン・ドンゴンめ・・・俺も負けじとこう叫ぶ。
 「キムチガ〜チュキダカラ〜!!」
 勝ったぜ・・・

 
だーいぶ前のつぶやきにも書きましたが、俺は花組に入座する前、某天幕劇団にいた事がありまして。
 その時、座長が映画を撮ると言う事で韓国に4ヶ月間滞在した事がありまして。
 慣れない環境で色々辛い思いをしたけれど、一番辛かったのは「食事」。
 朝飯、昼飯、晩飯真っ赤っ赤。ロケ弁まで真っ赤っ赤。
 おまけにロケ弁には必ず大量のキムチと生のニンニク、青唐辛子が付いて来る。意味がわからん。
 韓国スタッフを見てみると、そのままコチュジャンを付けてうまそうにガリガリ召し上がっていらっしゃる。普通におかず。
 食事を大事にする韓国側スタッフ。ぺろりと平らげる。
 一方日本側キャスト、スタッフ、食べ残しのゴミの山。
 なにしろ本場韓国料理。珍しがって食べたのは最初の3日。
 朝から晩まで真っ赤っ赤。白いのは「ライス」ぐらい。
 我慢の限界、韓国では値段の高いファミレスに行った。
 注文したスパゲッテーが出て来る前に出て来るのは「キムチ」。
 笑うしかない。
 日本料理の店もあったが、恐ろしく高い。銀座、祇園レベル。
 カップ麺全部赤い。コンビニのおにぎり中身は赤い。
 赤い物は安い、赤くない物は甘いか高い。
 キムチ焼肉焼肉キムチ冷麺ビビンパキムチチゲカップ麺カップ麺クッパキムチ焼肉キムチ・・・帰国。
 完全に味覚が変わってしまった。
 渇望していたお寿司をスーパーで購入。パクリ。体が受け付けない
 「嘘やろ・・・」
 生魚と酢飯が最悪のコンビネーション。一個でダウン。
 「俺の体おもろい」元に戻るのに数ヶ月掛かった。
 今ではお寿司大好きな体。そしてキムチはもっと大好き。
 今の時期ならキムチ鍋。
 家では市販のキムチ鍋のたれにコチュジャンと一味唐辛子をプラスして作る。
 辛けりゃ辛い程燃えまっさ。

 「チャミスルチュセヨ」
 ふっ・・・チャン・ドンゴンめ・・・
 俺が韓国にいた時一番使った韓国語。
 「リョンシュジュンチュセヨ」
 (訳:領収書下さい)
 勝ったぜ・・・
(2006.10.29)


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 最近いろんな意味でおめでたい男達、谷やん、丸ちゃんに先日の夜中、こんなメールを送ってみた。

 「乙貝屋飲み会」のお知らせ
 日時:1月1日 19:00 会場:赤坂離宮
 会費:12000円(税・サービス別)
 尚、当日入座披露致しますので紋付き羽織袴でお願いします。


 しばらくして返信。
 谷「どう言う事ですか、詳しく教えて下さい!」
 やばい、本気にしおったか?・・・まさか。
 俺「迷惑メールです。ごめんなさい」
 谷「びっくりしましたよ〜」
 丸ちゃんには返信が来る前に謝罪メールした。

 その後、谷やんと一時間位メールする。どうやら奴も飲んでいたらしい。
 丸ちゃんからは次の日の昼に返信が来た。
 「会費高っ!!」
 シラフの俺、心底反省した。

 二人共ごめんなさい。どうしようもない先輩です。
 入座おめでとうございます。末永くよろしくね!


 また一緒に飲みに行こな・・・
(2006.10.28)


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 「あーあ・・・やってしもた」

 
前々回の己のつぶやきを見ての俺の第一声。
 語ってる、自分に酔っている、寒い、寒すぎる・・・

 この日もかなり飲んでしまったらしい。そしてかなり暇だった様子だ。
 話しを綺麗にしようと必死だったらしい。
 「駅前でチャリンコ撤去されればいいのに」
 いや、それはあかん。
 まあええわ、二度とするまい、それにしても寒い、凍えそうや・・・


 と言う訳で今夜はお鍋にしてみました。

 秋の夜 嗚呼肉豆腐 肉豆腐

 豚バラスライスと木綿豆腐と長葱を土鍋に入れて、市販のすき焼きのたれ入れて煮込むだけ。
 卓上コンロでクツクツと・・・
 肉はあくまでも出汁用。
 長葱と豆腐を小鉢に移し、七味唐辛子をひとふり。
 飲んじゃうねぇ。

 人によく言われる。
 「一人で鍋して美味しい?」


 何を言うとるんだ。鍋は一人で食べるものです。
(2006.10.27)


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 「アンコール!アンコール!・・・」
 飛び交う歓声、鳴り止まない拍手。
 今日はこれで3回目のアンコール。
 ちっ、俺も年を取っちまったもんだ。
 さすがに右手がしびれてピックを落としちまいそうだぜ。
 「引退・・・」ふざけるな、俺に引退などある訳がない。
 しかし体は正直だ。デビュー以来の俺の相棒、ギブソンを重く感じる様になって来た。
 「今日は素敵な夜をありがとう、また会おう!」
 俺はギブソンをスタッフに渡し、肩にバスタオルを掛けると、ドラムスのたにやんに抱き抱えられる様にして「東京健康ランド」を後にした・・・


 最近銭湯に行ってないなぁ・・・
 20代の頃はしょっちゅう行っていた。行かざるを得ない時期もあったけど。
 風呂、台所無し、トイレ共同、演劇青年が憧れるアパート時代は毎日。
 行きたくなくてもアトピーマンの俺は風呂に入らないと寝る事が出来ないから、どんな事があっても必ず行っていた。
 夏は汗だらだらで行って、汗だらだらで帰って来る。
 冬は震えながら行って震えながら帰って来る。
 一瞬の至福を味わう為にひたすら通っていた。

 帰りに発泡酒とおつまみとカップ麺を買うのが最高のひととき。
 ビデオ屋に寄って古い映画を借り、長い夜を楽しんでいた。

 最近は研修生の頃、八代さんの実家に遊びに行った時。
 「和宮様」付き人の時、師匠とDすけと銀座の銭湯。
 「和宮様」終って八代さんと師匠と新派のお姉様達と「大江戸温泉物語」ごっつ贅沢。
 最早昔の銭湯感覚では無かったけどね。



 最近の俺のつぶやき、前置きと昔話が多いな。
 何故なら俺に出来事が無いからさっ!
 これはこれで楽しんで行こうと思います。
(2006.10.26)


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 23歳の春。新劇の養成所を卒業した。
 いや、はっきり言えば劇団員になれなかった。
 途方にくれていた。
 親に黙って大学を中退し、刺激だけを求めて芝居の世界に入ったばかりだった。
 養成所の試験に合格しただけで役者になった気分で有頂天になっていた。
 技術の欠片も無いくせに、読みあさった演劇論の本の知識で頭が膨れあがって、演出家の先生に喧嘩を売ったり、居酒屋で同期に自分の演劇論を擦り付けて満足していた。
 仲の良かった同期の女の子に日本舞踊の先生を紹介してもらった。
 しゃくれは顎で食いついた。
 若い男の現役バリバリの師匠だった。
 恐ろしく厳しい人だった。
 益々しゃくれは食いついた。
 有難かった。
 踊りを教えるどころか、言葉使い、生活態度、金銭感覚、女関係まで強制された。
 当時、玄関にも窓にも鍵が付いてないが、風呂だけは付いていたほったて小屋に住んでいたしゃくれ。
 夜、風呂に入っていると、数人の俺の姉弟子を引き連れて、勝手に上がり込み「何してんの?」と風呂場の戸を開ける師匠。
 何か嬉しかった。
 「踊りで食べられる様になりなさい」
 踊りの稽古より説教の時間が遥かに長かった俺の稽古時間。
 結局、プレッシャーと芝居への未練が捨て切れず、4年弱で退会してしまった・・・

 「花柳琢彦」

 数少ない俺の財産。名取にしていただいた。
 花組の俺の役者紋。座長にお願いして扇を入れていただいた。
 誇りである。


 先輩方によく言われる。
 「とてもそうは見えない・・・」
 おっしゃる通り。踊りどころか所作一つ見苦しい。
 現役Dすけ頑張りや。


 俺の小さな自慢話し。老人ホームまで持って行くつもりです。
(2006.10.25)


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 さあ続いては文京区のペンネーム「寂しい熱帯魚」さんからのお便りです。

 「私の最近のサプライズ聞いて下さい。
 この間、台所のテーブルの上に中華まんが置いてあったんです。
 私お腹がすいてたから、お母さんごめんねって思いながら一口かじったんです。
 そしたらぁ、肉まんだと思ってたのにぃ、あんまんだったのぉ。
 私って甘いの駄目じゃないですかぁ。
 これって超サプライズじゃないですか?」

 ・・・・・・知るかボケ!!
 さあ、彼女にはこの曲をお送りしましょう。
 トム・キャットのナンバーから「ふられ気分でロックンロール」


 俺、ラヂオが好きなんです。テレビよりラヂオ。
 休みの日は一日中ラヂオが流れている。
 これは確実に両親の影響だ。
 母親は朝目覚めるとまずラヂオのスイッチを入れた。
 父親は常に携帯ラヂオ。一緒に寝るとイヤホンを俺の耳に入れてくれた。
 学校から帰って来ると母親はラヂオを聞きながら夕食の支度をしていた。
 家族でドライブに行くときも常にカーラヂオ。

 思春期、大阪の田舎でまだ東京に行く前のダウンタウンの深夜放送に釘づけになり、東京に出て来てオールナイトニッポンに夢中になった。
 未だに抜け出せないんですよラヂオ生活から。


 今使っているラヂオ、大学合格祝いに母親に買ってもらった。未だに元気。
 冷蔵庫もレンジもポットもこたつも同じ。
 俺、物持ちええなあ・・・。
(2006.10.24)


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 横浜赤レンガ倉庫まえ。19:30
 「あなたに会えて良かったわ」
 俺の前を去って行く女はみんなそう言う。
 「今度はもっといい男見つけてやるんだからっ!!」
 女は泣きたい気持ちを必死で堪え、満面の笑顔でそう言い残し、三歩下がって回れ右すると、六法を踏みながら去って行った・・・
 「幸せになれよ」
 俺は煙草に火を付けると、キーを捻った。
 横浜の空にエンジン音が鳴り響く。
 「お前はいつも元気だな・・・」
 俺は愛車の「ラッタッタ」にまたがると、法定速度30qを守りながら、俺を待っている横浜アリーナへ向かった・・・


 最近チャリンコにはまっている俺。
 「
シャンソマニア」の頃購入したスクーターに全く乗らなくなってしまった。
 意外と不便なスクーター。どうしても相棒はチャリンコになってしまう。
 一番可愛いがってしまう理由は酒飲んでても乗れるから。
 あれ・・・駄目なんだっけ?
(2006.10.23)


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 皆様お馴染みのCM♪チョコレ〜ト ロッテ
 素敵な女性に言われたい言葉「もう一度私と会って・・・
 稽古中に座長によく言われる言葉「ちゃんとやって!!」

 あっ・・・稽古で思い出しましたわ。
 私、こないだ久々に花組の稽古場に行きましてん。
 ほしたらまあ、偶然言うんか必然言うんか当たり前言うんかわかりまへんけど「
ハナオフ」の稽古してはりましてん。
 ほんで私見学させてもらいましたんですわ。
 まあ、身内ですけど、人様のお芝居の稽古を客観的に観るのんて久しぶりでしたわ。
 特に水やん先輩の演出してはるんは初めて見ましてん。えらい新鮮な感じでしたわ。

 ほんで稽古終わった後、私、なんもしてへんのにビールと水やん先輩の作ってくれはったおうどんごっつぉになりましてんわ。
 えらいまあ・・・有意義言うんか図々しい1日でしたわ。


 未だに高荷先輩、私の事「磯村くん」て呼びはる。複雑・・・
(2006.10.22)


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 道に倒れて誰かの名を呼び続けた事はありませんが、酒に飲まれて潤ちゃんにメールし続けた事はございます。あれは何年前ー。

 どうもみなさんこんばんは、東洋の歌姫 三上寛です。
 寂しがり続けてそろそろ一ヶ月。自分自身にうんざりしてる今日この頃。
 心の拠り所のつぶやきだけならいいのだが、
 相変わらずしゃくれの迷惑メールは続いている・・・嫌われる、このままだと嫌われる。
 そう思いながら酒を飲む・・・知らんがな、そうなったらそん時や。そう思いながらメールする。
 微妙に韻を踏んでみた。
 いや、踏んで無い。踏めて無い。

 迷惑メールをされた人間の心情。しゃくれはこの男の心情を基準にしている。
 KばやしDすけ。
 俺は一応先輩や。しかしながらこの男、返信は基本5文字以内。
 ほほぅ。みよか。えっ? 今何処? おめでとう。
 先輩後輩、仲が良い悪いそんな事はどうでもええらしいこの男。
 ふっ・・・馬鹿め。お前は俺の凄さを知らないらしいな。
 俺は稽古場のゴミ袋の置き場所を知っている。
 研修を人より多く経験した人間を侮ってはいけないぜ・・・

 悲しくなって来た。

 さて、今日は誰に迷惑掛けようかしら。
(2006.10.19)


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 10月15日(日)
 2007年 新春時代劇スペシャル「将軍さまはお姫様」の撮影を終えた私は、最近購入した自家用サウナで今日の1日を振り返りながら、疲れと汗を流した。
 コルトン・シャルルマーニュの栓を抜いたところで、携帯が鳴った。
 「またか・・・」
 今日は朝から自家用ヨットのセールスマンがしつこく電話を掛けて来る。俺はヨットに興味は無い。
 「そろそろ怒鳴り付けてやろうか」
 私はチェコスロバキア製のグラスを置いて、携帯を開いた。

 着信:植本潤

  「!!・・・お疲れさまでございます!!」
  師匠「あ、磯ー。今本番終わったんだけど、飲みに来るかー?」
  「えっ・・・今からですか?」
  師匠「まったりしてるんなら無理せんでもいいよ。気が向いたらおいで」

 行かない訳がない。何故なら俺は寂しいから。
 飲んでいた発泡酒を飲み干した私は、運転手に電話を掛け、車を表に回させた。


 師匠が飲んでいる居酒屋の暖簾をくぐる。
  「マジですか・・・」
 てっきり身内で飲んでいると思っていた。しかしながら、俺の目の前には「ジェイルブレイカーズ」な方々がほぼ勢ぞろい。
  師匠「おー来たな」
 勘弁してくださいよ・・・

 発泡酒で真っ赤な顔のままの俺。血液が逆流するのがわかる。
 コング桑田さんが座布団とグラス、箸、皿を揃えて下さる。
 すいません、勘弁してください。何様だ俺は・・・
 観に来た後に飲みにきた谷やん、丸ちゃん、マネージャーいりえちゃん達。ありがとういてくれて。
 心臓バクバクさせながら、「あかん、これは逆に飲みまくった方がええわ」根拠のない自己判断。
 生ビールを一気に飲んだ。
  コングさん「次何飲む?」
 勘弁してください。許してください。思いつつ
  「じゃ・・・ウーロンハイで・・・」
 ええっ、ままよ!酔ってやるわ!
  コングさん「なぁ寝屋川(コングさんは俺を出身地で呼びはる)潤ちゃん大阪弁上手やろ」
  「そう・・・ですね」
  コングさん「お芝居も上手やしな」
  師匠「あんた何言ってんの?」
  コングさん「だって上手やもんなぁ」
  「そう・・・ですね」
 ほんま勘弁してください。飲み干すペースが上がってくる。
  師匠「今日、お前静かだなぁ」
 当たり前やがな、騒げるかいな。あたしゃ小心者やがな・・・
 こんな感じで「ザッツ芸能界」の夜は更けていった・・・


 ちなみに俺とDすけはこの様な出来事を「思い出」と呼んでいる。
(2006.10.18)


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 10月14日(土)
 花組の事務所の近くにある、お世話になっていた居酒屋が、今月中に閉店してしまうと言う事で、我が座長の仕切りで最後の飲み会が開催された。
 開宴は7:00
 一番乗りで店に入ると座長がいらっしゃる。
 「そりゃそうだ、主催者だもんな・・・」
 研修から4年、初めて座長と差しで飲んだ。
 約30分後、あり得ないツーショットを見て驚きながら、花組の酒豪キング、マネージャーのいりえちゃん、花組の演助をする為に生まれ来た男、おおにょ君登場。
 その後続々と、稽古を終えた
ハナオフメンバー、綾央君先輩、秋葉君先輩、Dすけ、制作の陽子ちゃんが御来店。
 やはり秋刀魚の塩焼を頭からかぶりつく座長、私の記憶に間違いは無かった。
 ひとしきり飲み食いし、一人、また一人と帰って行く・・・気がつくと電車はとっくに無い時間。
 まあ、ええか・・・いやいやそろそろ帰りまひょ。
 店を出る。
 ベロンベロンの座長。送りまひょ。しゃくれ、Dすけ、陽子ちゃんでお送りする。
 まもなく事務所と言う所で座長
 「飲むか!?・・・」
 3人「えっ!・・・」
 予想はしていた。良いですとも飲みまひょ!
 真夜中の事務所で酒を飲む。
 普段は罪悪感でいっぱいである。
 しかし今そこに座長がいる。
 なんじゃこの不思議なひとときは!
 こんなところに寂しんぼ仲間(すいません)を見つけた。

 研修生の頃、綾央さんと朝まで飲んで、座長を電話で叩き起こし、事務所の鍵を開けさせて泊まった事を思い出した。
 よくぞまあ入座出来たもんだわ・・・
(2006.10.17)


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 限りなく無口な愛するチャリンコ仲間、いとめやの旦那からこんな写真が送られて来た。
 寂しんぼうな俺、嬉しくて涙ぐむ・・・

 最近何かと言えば泣いてしまう情けない孤独な俺。
 仲間って有難いなぁ。

 昨日、またしても寂しくて年下の大先輩、綾央君ちゃんさん先輩に、タメグチで悪態メールをしてしまう。
 メールなのに「しゃくれてて何を言うてるかわからない」と抜かしおった。
 今度会った時、体育館の裏に呼び出す予定である。
(2006.10.14)


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 先日、我が師匠、女形星人先生出演「ジェイルブレイカーズ」を観た。
 いや、観てしまった。
 やばい、やべえぜ師匠!なんなんだあんたって人は!えっ!・・・俺あんたって人の弟子!?マジで?ありえね〜!

 終演後、放心状態の俺。一緒に観劇した先輩方と楽屋訪問。
 笑顔が貼り付き、まともに師匠に挨拶も出来ない俺。
 もはや師匠ではなく、すげえ人。
 「お・・・っつかれさま・・・でした・・・」
 貼り付いた笑顔のまま楽屋を後にした俺。

 そして案の定飲んだくれて師匠に迷惑メール。
 やっちまった。
 しかし、師匠から返信メール。
 「で、またお前は飲んでんのか? 」
 はい、飲んでました。だって辛いんですもの。自分と言う人間が。

 刺激的だぜ植本潤!!刺激的だぜ俺の人生!
(2006.10.13)


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 人間というもの、自分の愛すべきものを記録、保存したがる生き物である。
 家族、愛する人達、風景、出来事、思ひ出・・・

 しかしながら、そんな事とは全く関係なくシャッターを切ってしまうどうしようも無い人間もいる。

 嗚呼、マッコリよ・・・私を夢の世界へ誘う魔性の液体マッコリよ、甘く、風味豊か、緩やかな喉ごし。
 気が付くと君はあっという間になくなってしまう。

 花組メンバーで焼肉屋や韓国料理の店に行くと必ず君は私達の傍にいる。
 そして確実に私達をメロメロにしてしまう。


 結局何が言いたいかと言うと、一人で家でマッコリ一本開けてしもて、気分がええから写真撮ってしもたんよ。
 ちなみに冷蔵庫には2本目が出番を待っとるんです。
 どないしょ、デビューさせましょか・・・
(2006.10.12)


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 10月7日
 うっう〜んっ。いつもより早く目が覚めてしまったわ。
 あらっ!・・・すっごくいい天気ぃ!昨日の嵐が嘘のようね。
 お久しぶりです太陽さんっ。
 ばあやが可愛いがってる庭のフリージアもとってもご機嫌な様子。
 そう言えば、ばあやがまだ起きて来ないわねぇ。
 いいわ、今日の朝食は私が作ろうっと。
 まずはお庭のハーブを摘まなきゃだわっ。
 ハーブティー、ハーブサラダ、ハーブ入りのオムレツなんてのもいいわね。
 あら、私ったらハーブばっかりじゃない、こらこらっ、てへっ。

 そうだ、思い出したぁ・・・、今日は兄さんがチュニジアから帰って来る日だわ!
 大変だ!兄さんの大好きなモツ煮込みを作らなきゃ。
 それとも松屋の豚丼がいいかしら?
 う〜んそれとも・・・





 あかん、限界や。
 発泡酒3本、ワイン赤1本、白半本、寝る。
(2006.10.8)


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 この世の中から無くなってしまっては困る物は数々ある。
 携帯電話、パソコン、お金、法律、平和を願う気持ち、人を愛する心。
 大事ですよね。
 私にとってこの世の中から無くなってしまっては困る物

 「この時期の秋刀魚の塩焼」

 子供の頃、晩御飯に頻繁に出てきて、そのたびにすねて御飯を食べなかった程嫌いな代物だった。
 それが今や、目の中に入れても痛くない程愛してしまった。
 ただ、今や野郎の一人暮らし、まあ家では食べる事は無い。やっぱしお外になってしまう。
 一番最近食べたのは、
前回のつぶやきに書かせていただいた「結構さびしんぼ達の会」の居酒屋だった。
 ぷちぷち脂が弾けるちょっとはらわたと小骨が付いた身に大根おろしをちょいのせ。
 お酒を飲みながらも御飯が欲しくなる独自の持ち味。
 「天才だよ君は・・・」
 言葉の選択を間違いながらも誉め称えずには居られない。
 役者に例えるなら橋爪功氏。
 益々意味がわからない。

 ちなみに数年前、我が座長が頭からかぶりついているのを見た記憶がある。あれは夢だったのだろうか?
(2006.10.4)


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 とある日曜日、7:00
 3時間に渡るボクササイズを終え、庭に備え付けのジャグジーで汗を流し、モンゴル直輸入のバスローブに身を包み、リンゴ酢で喉を潤そうとしていた私は、ふと携帯電話に目をやった。
 Eメール受信・・・。
 大方の予想はついている。秘書からの明日のスケジュールの確認だろう。
 私はいつもの様にシガレットを片手に携帯を開いた。

 :KばやしDすけ
 「何か飲みたい気分や・・・」

 珍しい事もあるものだ。
 私はコンロに掛けていたおでんの火を止め、下高井戸にあるメキシコ料理の店をリザーブした。

 下高井戸、生ビールを煽りつつ、お通しを摘まんでいると、同じ沿線に住んでいたのが運のつき、呼び出された谷山知宏が登場。
 続いてこれまた同じ沿線の犠牲者二瓶拓也登場。
 日曜日の夜、ありえない時間に呼び出された哀れな二人。
 私の夜中の迷惑メールに続いて、しゃくれDすけの逆出張ホスト。
 先輩風吹かすにも程がある。

 いずれ二人の付き人やらせていただきます。
(2006.10.3)


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 本公演が終わって10日が過ぎた。
 心にぽっかりと穴が貫通している一人のしゃくれた男。
 安い酒を煽りつつ、寂しさを紛らわす為に後輩達にどうでもいい事ばかりメールをしてしまう。
 もちろん後輩なので気を使って返信してきてくれる。
 更に調子に乗って再び返信。
 そしてまたもや気を使って返信してきて下さる。
 ふと、テーブルの上を見ると、発泡酒の缶、ワインの瓶、カップ麺の食べ残しが散乱している。
 「何をしとんねん俺は・・・」
 そのまま罪悪感を抱えて寝てしまう。

 次の日の朝、目覚ましを兼ねている携帯を開いてメール履歴を見る。
 「あかん、俺はポケベルにしよう」
 二日酔いの気分の悪さと、己れのメールの内容の気分の悪さに頭を抱える。

 次回の稽古が始まる時、「被害者の会」が結成されてない事を心より祈ります。
(2006.9.29)


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 漸く理想の「京王沿線レクリエーションボーイズ」の形?
 野外、食事、バーベキュー!
 心配していた天気も快晴。
 世間一般で言う所の「比較的無口な男」が三人集まって平日の昼間にバーベキューパーテー。
 我々ボーイズの定番となって来た、リーダーが一番よく働き、よく喋り、よく写真を撮る。
 調理器具、調味料、肉、全てリーダー持ち。
 おかしな話しやで。
 ちなみにリーダーは前日、楽しみで興奮して朝四時まで眠れなかったらしい。
 愛してますよリーダー。
(2006.9.27)


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 9月24日(日)快晴
 約2年ぶりに携帯の機種変更をしに行った。
 世の中の全てにおいて人任せにする癖がついているしゃくれ。
 順番が来たので案内されるがまま席に座る。
 目の前にしゃくれ担当のお姉さんが座る。
 ふと、お姉さんの左胸の名札を見ると[研修中]とある。
 確かに初々しいお姉さんである。
 そして確かにテンパッておられる。
 「すみません、申し訳ございません」を連発しておられる。
 ええがな、ええがな、慌てんでええがな、おっちゃんは暇人や。
 そう思いながらアルカイックスマイルのしゃくれ。
 そうやねん、研修って大変やねん。頑張るのだよお姉さん。
 おっちゃんは君の味方だよ、と素敵な自己満足にひたりながら秋めいた世田谷の町をプラプラと家路へ向かう暇人であった。
(2006.9.25)


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 「百鬼夜行抄2」全公演終了致しました。
 御来場下さった皆様ありがとうございました。

 東京へ戻り、小道具や衣裳等の整理が終わった9月18日昼下がり、しゃくれ、Dすけ、Kすけ、りょう、谷山(たにやん)、丸川(まるちゃん)、二瓶拓也(たっくん)は事務所の片隅で公演アンケートの周し読みをしていた。
 アンケートに埋めつくされたテーブルの真ん中に
 「ドスッ!」
 みんな顔を上げた。ビールである。つまみである。
 更に顔を上げた。座長である。演出家である。加納幸和である。
 「ニンマリ・・・」
 oh・・・ヒルビル!・・・
 余り使いたくない言葉だが、全員頭がおかしい。飲んでるから。
 そしてみんなでトンコツラーメン食べに行く。しかも替え玉。

 役者だから馬鹿なのか、馬鹿だから役者なのか。
 自らを研究対象にしながら冷静に観察していく所存である。
(2006.9.22)


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 神戸出発前夜。
 雨・・・寒っ!・・・
 早々と我が相棒、土鍋君を棚の奥から引きずりだす。
 卓上コンロに彼を乗せ、顆粒の鳥がらスープ、塩胡椒、水を投入。
 そこに木綿豆腐、モヤシを静かに入れる。
 小鉢にナンプラー、一味唐辛子、酢を混ぜたタレを用意。
 器に豆腐とモヤシを取り、タレをちょいがけ。
 たまらん!
 酒や!

 明日は5時起き。まずいな・・・
(2006.9.14)


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 東京公演終了。
 御来場下さった皆様ありがとうございました。
 こんばんは、あなたの久造です。

 私、久造は打ち上げ会場である深夜の居酒屋で不覚にも泣いてしまいました。
 覚おじさんに泣かされてしまいました。
 やさしく久造にダメ出しをする覚おじさん。
 抑え切れない複雑な感情が一気に涙に変わってしまいました。
 役者として、人としてまだまだのようです。

 打ち上げが終わった朝の5時、フレッシュ3人組と研修生と一緒に立ち食い蕎麦を食べた。
 一人で食べる立ち食い蕎麦もいいけれど、仲間と食べた立ち食い蕎麦は特別な味がした。
 残りの神戸公演、泣かないで頑張ります。
(2006.9.12)


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 本番間近の8月24日。
 殺陣の稽古の最中に音楽に合わせてしゃくれは左足を大きく前に踏み出した。
 「!!!!!?」
 激痛なりけり。

 なんとかケンケンしながら稽古終了。
 Dすけ:「どうしたんですか?」
 しゃく:「うーん、多分肉ばなれかなぁ」
 俺の左足を見つめて、
 Dすけ:「不便・・・そして不憫」

 Dすけさん、私久しぶりにこう思いました
 「稽古場の麦茶、お前の前で切れればいいのに」
(2006.8.26)


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 稽古の帰り、渋谷駅、時刻は8:44。
 改札を通りぬけると、「TOKYU FOODSHOW」の看板が視界に入った。
 閉店時間は9:00。
 俺の右斜め後ろで晩酌先生が囁いた。
 「いいタイミングだ、覗いてご覧なさい」と。
 入りましたがな。
 「!!」
 あるわあるわ「○円引」「○%引」引、引、引。
 普段は決して買わないご馳走達が「買うて、なあ買うてえなぁ」と誘惑してきよる。
 しゃあないがな、わしも男や、そんだけ言われたら買いますがな、買いましたがな。
 「鰻寿司盛り合わせ」200円引。
 鰻の押し寿司と握り、いか、いくら、玉子の握りの盛り合わせ。
 風呂ザバッ!
 発泡酒プシュ!ゴク!
 寿司パク!
 これで寿司が200%引だったら言う事なかったのになぁ。
(2006.8.20)


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 桂憲一(39)俳優「花組芝居」所属
 「京王沿線レクリエーションボーイズ」改メ「京王沿線サイクリングボーイズ」リーダー。

 写真は調布飛行場に隣接する「プロペラカフェ」にて「リーダーランチタイムに御満悦のひととき」である。
 この上なく自転車を愛し、ライスをフォークの背に乗せて食する上品さを持ち、後輩に気を使い続ける桂憲一(39)俳優「花組芝居」所属
 とりあえずついて行こうと思います。
(2006.8.8)


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 最近チャリンコ通勤を始めたしゃくれ。
 稽古場に向かう時は近道、近道。
 でもお家へ帰る時はどうしても遠廻り、脇道、脇道へ。
 新発見の商店街。店をちょいちょい覗きながら今晩のおかずに迷う楽しみ。
 住宅地をフラフラしながら換気扇から流れる焼き魚の匂い、揚げ物の匂い。
 お父さん合わせ、お子さん合わせそれぞれの家庭の食卓。
 お父さん頑張って!しゃくれも頑張るわ!
(2006.8.7)


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 稽古終了後「花組3兄弟」Dすけ、Kすけ、りょんを連れて「スパサラの名店」に飲みに行った。
 若いKすけ、りょんはひとしきり飲んで食べると帰ってしまった。
 残ったのは元演舞場の戦友Dすけとしゃくれ。舌もまわらん程ペロンペロン。
 そこに隣の店で飲んでいたAダッシュグルメ星人綾央が乱入。
 そして数十秒で帰って行った。
 結局また2人。Dすけとしゃべると7、8年一緒におる錯覚に捕われる。なんなんだこの男は。
 チャリンコで稽古場に来る途中に霧雨降ればいいのに。
(2006.8.5)


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 モルジブでのダイビング旅行から帰国した私は、旅の疲れを熱いシャワーで洗い流し、良く冷えたシェリー酒で喉を潤していた。
 「ピンポーン!」玄関のスイス製のチャイムが鳴った。
 小包みである。
 梅干しである。
 先日知り合いの結婚式があり、御祝儀を渡したところ、お返しに一冊のカタログが送られてきた。好きな物選べば送ってもらえる魔法のカタログである。
 数百点ある商品の中から梅干しを選んだ私。愛しい。
 今夜は久しぶりに日本の味に舌鼓を打とうと思う。混ぜご飯にでもしてみるか。



 ところでモルジブって世界地図のどの辺に描いてあるのかしら?
(2006.8.3)


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 この時期最高だと思う酒のつまみ。

 3位「熱々ポテトフライ」
 2位「薬味たっぷし冷奴」
 1位「となりのトトロ」
(2006.7.29)


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 「銀座にうまい鮪を喰わせる鮨屋がある」とか「とびきり新鮮な有機野菜を使ったフレンチなら南青山のあのお店」とか言う話は良く聞く。

 花組の稽古場の近くに「ごっつうまいスパサラを出す居酒屋」がある。
 まあその居酒屋は稽古中に花組メンバーがよく行く居酒屋なのだが、「スパサラ」がごっつうまいと発見したのは、すっかりお口がお肥えにならはりましたKばやしDすけである。
 ごく普通のスパゲッテーと少々のハムと野菜をまよねいっずであえただけの一品。しかしながらこれが最高の逸品。
 特に特徴のある味付けでは無いのだか、舌に絡みつくスパとまよねいっず。
 いつまでも口の中にあって欲しいと思いつつ、もう一人の自分がビールで流し込む。
 うんまいっ!

 Dすけ・・・君にこんな事言うのは最初で最後だ。
 「ありがとう、君に会えて良かった」
(2006.7.25)


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 まぁー今年は「鰻」が高おますなぁ。
 毎年夏の細やかな楽しみにしてますのに・・・スーパーに行ってもまあ手が出まへんわ。

 せやけど「鰻のたれ」だけを買うておまんまにかけて食べるなんて、うち、ようやりまへん。
 せやったら甘辛う炊けてある煮魚買うてきて、それに「粉山椒」かけますねん。
 ほしたらまあ・・違いまっせ、違ますけれどもなんとのぉ「鰻」食べてる気ぃになりますねん。
 第一、「たれまんま」ではお酒飲めまへんやろ?
 まぁ好きずきやからな。別に「鰻」食べへんでも死にゃせんがな。な。
(2006.7.24)


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 オイラは花組に入座する前に「新宿梁山泊」と言う劇団に在籍していた時代があった。
 その時、梁山泊の座長がオール韓国ロケで映画を初監督すると言う事で、約4ヶ月間韓国に滞在した事があった。

 その時に心の底から思った。

 「キムチはたまに食べるからうまい」
 「マッコルリは毎日飲んでもうまい」

 不思議な事に韓国に滞在していた間、大量に持って行ったアトピーの薬を一度も使わなかった。
 韓国の風と食生活がまさに肌に合ったのだろう。
 その当時、一生分のキムチを食べた、一生分のマッコルリを飲んだと思ったが、時々とても懐かしくなって新大久保にある「韓国広場」と言う韓国食材店に行き、キムチとマッコルリを買って来る。

 20代、初めての映画(スタッフとして)、初めての韓国(然も4ヶ月)、過酷だった日々を思い出しながらキムチをつまみつつマッコルリをチビリ、チビリ。
 でもアトピーは良くならないけどね。
(2006.7.21)


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 「トウモコロシ」
 ♪なぁつがくぅればおもいだすぅー 子供の頃夏になるとオカンが茹でてくれたもんや・・・

 祭で醤油を刷毛で塗りながらヤンキーの姉ちゃんが焼いたトウモコロシもいいけど、オイラはオカンの茹でた奴がええな。
 今オイラは一本98円で買うた奴を4等分してレンジでチン。
 焼酎濃いめのホッピーと共に歯を詰まらせながらしゃくしゃく。
 何かと言えば「甘ぁい〜」とのたまわる最近のグルメレポーターの様に懐かしい甘ぁいトウモコロシを感動しながら食する。
 トウモコロシはトウモコロシであってトウモロコシでは無い。
(2006.7.20)


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 どしゃ降りの雨の中、夢ばかり追い掛けていたあの日。
 「夢だけじゃ食べていけないのよ!!」そう言って妻が息子を連れて出て行ったあの日。
 ハリウッドの撮影所「君がいなければこの映画の成功は無かった」カイル・マクラクレンと堅い握手をしたあの日。

 若かった自分に思いを馳ながら俺はゆっくりとグラスを傾ける。

 大自然が育んだモルトを100%使用。
 コイツとなら贅沢な時間をゆっくりと過ごせそうだ。
 サントリーウイスキー「しゃくれ」新発売。



 やっぱし売れねえや。
(2006.7.18)


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 京都といえば祗園祭、ヤマザキといえば春のパン祭、そして7月15日、しゃくれ宅では気温33℃突破記念、真夏の炭水化物祭開催。
 要は腹減っとるからパンとか米とか麺喰いたいねん、暑いけどっ、ちゅうこっちゃ。
 何、ダイエット?馬鹿な事をお言いでないよ。
 今や私の体重は自由自在なのさ。ばあやはだまっておいでピシッ!

 朝食:ご飯、お漬物、モヤシと春雨の酢のもん、卵スープ(案外ノーマル)
 昼食:昼発泡酒、チーズフランスパン、カレーパン、おいなりさん、太巻、干瓢巻。さらに流水麺(うどん)に手を付けようとしたが思いとどまる。
 晩酌:酒(飲みたいだけ)、冷奴(葱たっぷし、おかかたっぷし)、自称スタミナ焼(牛レバーとニンニクスライスの塩胡椒炒め)、締めにタイカレー(見た目3人前)。

 ばあや、やっぱり明日は水だけで過ごすわよピシッ!!
(2006.7.16)


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 母さん、ごめんなさい。貴方の息子は悪い子です。罪深い男です。

 今、テーブルの上に・・ハムカツ、カニクリームコロッケが・・ございます。
 「ライフ」でフライ均一セールをやっていたんです。

 我慢しようとしたんですでもできなかったんです!・・・

 フライ物にあう物としてマカロニサラダも買ってしまいました。

 母さん、ごめんなさい。貴方の息子は現在ダイエット中です。ごめんなさい、お許し下さい。



 いただきます。
(2006.7.14)


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 7月12日
 今日、新宿駅を歩いていて、ふと思った。
 「名物にうまいもん無し」「早朝の松屋にカタギの人間無し」「駅のバカップルに美男美女無し」
 まあこの暑さの中では思考回路がまわっているほうさ。
 そんな事より一刻も早くお家へ帰って冷凍してある茄子の浅漬けを解凍しなければならない。
 もちろん今日一日を頑張って生きた自分への報酬金である。
(2006.7.13)


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 日曜日、午後6時36分。ちょっと早いかな・・いや大丈夫、今日は日曜日。
テレビでは「サザエさん」最高のBGMさ。
ザバッと風呂を浴びたしゃくれ。
テーブルの上にはキャベツの千切り、冷奴、オシンコがならぶ。
ダイエッターとしては合格な食卓。
15年選手の愛する冷蔵庫から、ちめたーい発泡酒を取りだす。
テレビではカツオが・・・

そういえば実家にいた頃は日曜日はいつもこれぐらいの時間に晩飯だったっけ。
そうや、 ええやん別に。今日は日曜日や。
筧利夫氏は日曜の夜になると結婚したくなるらしいが俺にはわからない。
(2006.7.10)


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 「冷やし中華」なんですよ、やっぱしこの時期って。素麺、笊そば、冷やしうどんよりも。

 湿度、気温、不快指数最高の《土曜日》の昼さがり、扇風機(中)の風を浴び、ラジオからはFM横濱のおねーさんの涼しげなポップでライトでおきゃんなトーク。
 スーパーで麺(2人前、ゴマダレ付)、チャーシュー、煮卵(ラーメン用、だいたい2ヶ1パック)キュウリ、カイワレを半笑いで購入。
 イメージとしては矢沢永吉がDKNYのシャツの胸元をザックリと開け、ブルージーンズを素敵にはきこなしながら調理。
 実際はしゃくれがUNIQLOの穴のあいたTシャツと短パンで調理。

 今までは2人前をペロリだったが最近は我慢。
 但し、麺の上に鎮座まします具達をチョイトつまんで昼ビール(発泡酒)をの楽しみは忘れない。
 まだ蝉の声は聴こえないが、夏特有の風の匂いを感じながら、細やかな贅沢。
 この後本を顔の上に乗せ、うつら、うつらの予定。
 目が覚めたら夜ビールだ!
(2006.7.9)


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 夏は夏で汗でかゆい。
 冬は冬で乾燥でかゆい。
 私の名はアトピー公爵。

 写真は公爵が一日に使用するお薬であーる。
 今や国民病となっておるアトピー。痛いよりつらいかゆみ。携帯やパソコンや低反発枕よりアトピーの薬の進歩を心より願うのであーる。
 人間生きていればつらい事があーる。それが私にとってはアトピーなのであーる。
 ここ数日ネタが無いのでこんな事をつぶやいてみたのであーる。そんな事より北はミサイル発射!!
(2006.7.7)


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 7月1日(土) 朝7時起床。
 歯磨き、洗顔をする間もなく、パンツ一丁で静かに体重計に乗ってみた。
 [70,2kg]
 そういえば昨日は夜中にカレーを喰っちまったっけ。ふふっ・・まあいいさ。
 そう言いながら本日、朝からウーロン茶500ミリリットル、水500ミリリットルのみを体に入れる。
 午後8時、パンツ一丁で静かに体重計に乗ってみた。
 [68,2kg]
 最早体重計は私の敵では無い。
(2006.7.2)


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 白いカップに入った一杯のコーヒー。
 いや、写真ではひとつだがもう一杯、植本先生、しゃくれの為に、毎朝二つのコーヒーを差し入れてくださった超女形星人、英 太郎さん。
 始めの頃は恐れ多かったが、日を重ねるに連れ、出番前にこのコーヒーを飲むと、植本先生はフキに、しゃくれはしゃっくれになり、気合いが入った。

 千秋楽後、花組チーム、新派チーム、松村雄基さんで大宴会。
 二軒目の店では松村さんの隣に座り、フレンドリーな会話。二軒目を出て、「イソップ、カラオケ行くぞ!」と誘っていただく。
 中学生の頃「スクールウォーズ」放送以来、磯村、虚弱体質、かわいらしい顔と言うだけで「イソップ」と言うあだ名をつけられて20年。最良の日であった。

 毎日おいしいものを飲み喰いし、素敵な役者さん達と知り合い、友達になれた今回の「和宮様御留」
 低俗役者しゃくれにとっては夢のような一ヶ月でございやしたわ。

 千秋楽翌々日、 フキ、九条関白、本物和宮、W宇多絵、しゃくれで、
増上寺お参り&大江戸温泉物語ツアー。
 昼ビール、昼ビール&温泉&夜ビール。
 「帰りたくないな―」と、しゃくれ。
 「じゃあ一人で泊まれば」と出演者達。
 皆さんの疲れがわからない俺、コンタクトが目の裏に入ればいいのに。
 この経験を次に活かせなかったら、えーっと・・・深爪します。
(2006.7.1)


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