屋上のペーパームーン/オフィスコットーネプロデュース

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大竹野正典さんの事を、何も知らずに拝見した。こんなに濃厚に、しかも軽味もあり!で書く方が大阪にいらしたんですね。無念ながら、2009年夏、48歳で事故死している。

プロデューサーの綿貫凛さんは、作者の死後、脚本に出会い、惚れ抜いた。そうだね、「字」は残るから、現役であり続けるんだね。スタッフ&キャストも、いい見識でチョイスされている。

佐藤誓の事を、演出の高橋正徳君が、全体意識があると信頼していた。嬉しかった。それぞ劇団所属経験者だったからこそである。

誓は創立メーバーでないが、早い時期に、上も下も意識する中心的な座員になれた、少ない人材の一人である。この可能性が記憶されたから、世代を超えた繋がりが当たり前な組織になれたのだと思う。


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