いい仕事

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テレビ番組に関しては、それ程アンテナを張っていないので、いいチャンスを逃す場合が多い。たまたま見た「完全版─明治神宮─不思議の森」。完全版のその前があり、しかも今日流れていたのは再放送だった。

それは兎も角、2年を掛けて取材した、内容の濃い良質な作品だった。流石、NHK!

人工的に作られた「森」が、100年を経て木々が世代変りする、完全な森に成長した。しかも当初の見通しより50年も早くである。

おバカな政治家が、お伊勢さんのようなに荘厳な杉木立にしろ、というのを、東京の土質を知る、良識ある学者がNO!を突き付け、常緑広葉樹を中心にした設計を行い、100年経った今、豊かな、それは豊かな森を都会の真ん中に出現させたのである。日本固有の動植物(絶滅危惧種など)が、保存されているという事実も素晴らしい。

只、土中に生息するダニ達が、50年を経ずして10分の1になったという。ヒートアイランド現象で、土の水分が減少しているかららしい。

もう100年先、東京はどうなっているのだろう…。


コメント(2)

私も以前に見て深い感銘を覚えましたが、再放送を新しい気持ちで見ました。樹々の一本一本が居るべき場所に生きているんですよね!大都会の真ん中で心休まる大切な森ですね。

落ち葉や倒木が、次の生命の栄養になる。自然のサイクルて素晴らしいですよね。

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