2016年2月アーカイブ

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27歳で花組芝居を旗揚げした当時、様々な事があったのは確かだが、半分くらい忘れてるようで、今や、ス~ッと始まっちゃったように感じている。

水郷屋が見出だして、自身の現場で演出助手をさせていたヒロ君(小林弘幸)が、25歳でユニットを結成した。花組芝居の現場(毛皮のマリー)でも演助をして貰ったので、自分の現場を持ちたいという話は都度々々聞いて居た。それなりに経験上の意見は言った責任で、兎も角の初日を拝見。

まだ借り物的な部分が見られるが、根っこに独自のカラーがあるようだから、これを効果的に見せて行く方法を、早く見付けられたらな~。

ヒロ君、自分に根気良くあれ!

お初な劇場。マンディさんのお店のお隣だ!コンサートが多いらしく、楽屋の仕様もそんな感じ。

豪華なプロジェクションマッピングと、アナログな黒衣達の仕事との組み合わせが愉快(演出=ウォーリー木下氏)。

木下政治君、いいポジシュン(「悪名」よろしく!)。板倉チヒロ君がいい役ながら、木下君と小劇場らしさをチラリ。「屋根の上~」以来、咲酒屋がお世話になってます、水夏希さま。流石梨園のエロキューション、九團次丈にご挨拶。

「かごめ」の歌詞の音をヘブライ語に直すと、とんでもない意味になる件はビックリ(脚本=斎藤栄作氏)。そしたら他にも沢山あるんだね、日本とユダヤとの関連。伊勢神宮のルーツの裏家紋が「ダビデの星」だったり、菊の紋章がユダヤにもあったり、7月17日の祇園祭りとシオン(zion)祭りの共通点やら…。

咲酒屋と六本木での行き付け「美豚(びとん)」でワンサカ飲み食う。

二月大歌舞伎「夜の部」

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久し振りの歌舞伎座。ロビーの売店で、ハンバーガーやらカレーライス、うどんetc.様々な軽食が扱われるようになっていた。日曜のせいか、若者や外人さんが多く、賑やかな印象。

「源太勘当」入れ事たっぷりな、歌舞伎らしい義太夫物。源太って、この後、千鳥を身売りさせて、自分は遊んでるんだよね、考えると酷いかも…。初めて見た時(昭和45年)は、無間の鐘も出て、人物の変化が良く判った。

「籠釣瓶」先代幸四郎のは実直な感じだったな。頭も衣裳も同じなのに、縁切りの歌右衛門は豪華に見えた。

「浜松風恋歌」初見!「歌」をヨミビトと読ませている。コトノハって場合もあるらしい。竹本から長唄、変化があり面白いね。赤から白の引き抜きに、後ろの外人が「アメイジング!」折角の大喜利舞踊、見ないで帰る方が多いのは、昔と同じ。

ロビーに地口行灯が飾られていた。いいもんだね。

一人味噌汁

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ここ何年も続けていた朝食のメニューを変えた。血圧を下げようと蕎麦、しかも塩分ゼロの十割蕎麦を、薄目のツユに付け、ドロリとした蕎麦湯を残さず飲んでいた。

穀物は糖分が高いので、主食は、雑穀だらけをご飯茶碗に半分程度と拘っているのに、朝は盛大に「麺」を食して来てしまった。

蕎麦の糖質に関しては、数字が様々なようだが、100g中70gなんて情報もある。同時に最近、味噌の効能を良く耳にするようになり、思い切って宗旨変えと相なった。

温め直しを繰り返すと、河野道子さんに「辛うございますよ、これじゃ(婦系図)」とたしなめられそうなんで、一人味噌汁に挑戦!

味噌製造会社では、水10に対して味噌1を提唱しているが、100gの湯に大匙一杯の味噌(約9g)は如何にも濃い。ネットの一人味噌汁レシピだと、150gで小匙1~2が相場らしい。

そして初一人味噌汁!水250gにネギを多めに煮て、大匙1未満の味噌を溶いてみた。ネギの甘味で誤魔化ているが、自分には濃いようだ。明日はもう少し薄くしよう。メインは雑穀だらけご飯半茶碗と、納豆。

新しい食生活が始まった。

大竹野正典さんの事を、何も知らずに拝見した。こんなに濃厚に、しかも軽味もあり!で書く方が大阪にいらしたんですね。無念ながら、2009年夏、48歳で事故死している。

プロデューサーの綿貫凛さんは、作者の死後、脚本に出会い、惚れ抜いた。そうだね、「字」は残るから、現役であり続けるんだね。スタッフ&キャストも、いい見識でチョイスされている。

佐藤誓の事を、演出の高橋正徳君が、全体意識があると信頼していた。嬉しかった。それぞ劇団所属経験者だったからこそである。

誓は創立メーバーでないが、早い時期に、上も下も意識する中心的な座員になれた、少ない人材の一人である。この可能性が記憶されたから、世代を超えた繋がりが当たり前な組織になれたのだと思う。

いい仕事

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テレビ番組に関しては、それ程アンテナを張っていないので、いいチャンスを逃す場合が多い。たまたま見た「完全版─明治神宮─不思議の森」。完全版のその前があり、しかも今日流れていたのは再放送だった。

それは兎も角、2年を掛けて取材した、内容の濃い良質な作品だった。流石、NHK!

人工的に作られた「森」が、100年を経て木々が世代変りする、完全な森に成長した。しかも当初の見通しより50年も早くである。

おバカな政治家が、お伊勢さんのようなに荘厳な杉木立にしろ、というのを、東京の土質を知る、良識ある学者がNO!を突き付け、常緑広葉樹を中心にした設計を行い、100年経った今、豊かな、それは豊かな森を都会の真ん中に出現させたのである。日本固有の動植物(絶滅危惧種など)が、保存されているという事実も素晴らしい。

只、土中に生息するダニ達が、50年を経ずして10分の1になったという。ヒートアイランド現象で、土の水分が減少しているかららしい。

もう100年先、東京はどうなっているのだろう…。

義太夫三味線の鶴澤津賀寿(つがじゅ)さんとのお仕事始めは、再演『怪誕身毒丸』(1991)。その後、『天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)』『仮名手本忠臣蔵』、そして昨年の『毛皮のマリー』では全編の作曲&演奏!

その彼女が、義太夫三味線としての初舞台から丁度30年に当る今年5月に行われるリサイタルに、ご協力させて頂きます。

取り上げられる『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)』は「義賢(よしかた)最期」「実盛物語」が有名ですが、津賀寿さんの「義太夫は演劇だ」という思いから、「実盛物語」の『綿繰馬(わたくりうま)の段』に至る前の『竹生島詣(ちくぶしまもうで)の段』を、「リーディングじょうるり」という新機軸にアレンジし、花組芝居役者連と共にリサイタル前半を勤めさせて頂きます。

只今、構成台本を執筆中!

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