2015年12月アーカイブ

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沢山の皆様にご来場頂き、心より御礼を申し上げる。有難うございました。


初稿が出来上がったのが3月28日。第1回目の音楽打合せが4月3日。10月23日、稽古用に義太夫と下座を仮録音。そして11月2日に稽古開始、5日から早々に立ち稽古を始めてから驚いた。何かが憑いたようにイメージが湧き、並べ揃えた素材達が、見る見る互いに掛け算を繰り広げ、どんどん自分の手元から離れて行く感触があった。あれは、何だったんだろう。


女形の道を後押ししてくれた寺山修司さん、今回のキッカケを作ってくれた、義弟の森崎(寺山)偏陸さん、距離はあったが、付かず離れずで突っ走って来た、同世代の笹目浩之君(テラヤマワールド)。そして、寺山さんにバックアップして貰っていた頃を知るスタッフ、花組芝居常連のクリエーター達、制作陣。更に舞台を華やかに彩ってくれる役者の面々。関わったあらゆる人々が、有るっ丈の力を振り絞り、魔法を掛けてくれたんだと確信している。


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こんな奴も協力してくれた。僕の初節句に頂戴した鯉のぼり。黒い真鯉は大き過ぎて、小柄な緋鯉の、50年の眠りを覚まさせ、舞台でドッタンバッタンと跳ね回って貰った。ご苦労様、このままの形で暫く居て下さい。

鼻をすする音が次第に増えて行く。ここらの件から、人々の涙腺を刺激するのだな。ああ今夜も、物事を斜めに見勝ちで、冷徹な自分は、目の前の人情に共感せず、ストレス解消に効能抜群な「涙を流す」事なく帰宅するのか…。と、いよいよ玄と巴の別れのシーンに差し掛かる。思わず鼻の奥がツーン!自分の感受性も捨てたもんじゃないな。ホッとして終演後の乾杯に臨んだ次第である。

そして第20回公演おめでとうございます!第14回「いんまいらいふ」の日替り出演で、寝ている(という設定の)四大海氏を困らして楽しかったな~。

伊予屋のこういう役、いい具合の白髪と共に、定番になりつつあるかな。斎藤佑介君、儲け役にちゃんと応えている。皆さん、適材適所の心地良さで、TARAKO嬢の目の冴え、今更ながら。

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