2014年4月アーカイブ

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人形

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結城座の稽古場には、登場する人形達が日々増え(仕立て上がった衣裳を着た胴に、新規や修正なった頭が取り付けられて行く)、もう何十人になるだろう、我々の稽古を見守っています。


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その中でドラマの核になる三人が並んでます。何の変哲もなく見えますが、身長が50cmくらいですから、衣裳の柄もそのサイズに合ったものを使用しています。しかし最近、こういう生地が手に入り難くなっているそうです。


DVC00150 (26).JPG長い年数を掛けて集めた貴重なものを、今回、惜しみなく放出して頂いてます、有難い!


あ、引退した白戸家のお父さんも居ます。


ご免なさい、ウソです。


昨日、稽古前に、出演する或る公演の写真撮影をしました。内容はまだ言えませんが、もしかしたら、最近撮った中で、最もお気に入りになりそうです。


ただ、色んな点で驚きな出演になります、ええ、自分もビックラしております。

ストレッチ

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福原の元締、貫録を見せる為に台詞の声音は基本低音だが、歌の音域は高い。両方伸びやかに響かせたいし、ダンスは意外に躍動的だし、毎朝、酒が残る日々、本番前のストレッチは欠かせない。


淡々とメニューをこなしていると、いつも水やんを思い出す。


劇団の初期は「花組システム」と称して随分ハードな準備運動を全員に課していた。その中でストレッチメニューは水やんが指導していた。その内、個々の身体の有り様を重視して、それぞれのやり方に委ねるようになった。


20090114172230 - コピー.jpg身体を動かす事が好きだった水やんは、いつものんびり床に転がって、伸びたり縮んだりを繰り返していた。


それに比べると自分のストレッチはいい加減なものだ。ものの5分も掛からないんじゃないかな?ま、それが僕に合ったやり方だと納得させて来た。


「悪名」でもそんな感じだった。が、小山公演の楽日、何故か劇場入りした時から心身がシャキッとしていたんで、いつもより身体に負荷を掛けてストレッチを行ってみた。痛いが気持ち良かった。これが本来のストレッチだ!と思った瞬間、


「あ、今、水やんが教えてくれた?」


はい、これからもっとちゃんとやります!

28ステージ

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栃木は小山にて到達!そして体重は2キロ強増える…。明日から結城座の稽古再開に合わせ、食生活を元へ戻し、減量致しましょう。


追っ掛け花、片方は定番のオレンジ、DVC00150 (24).JPG


もう一方はその都度基本色が違う、この対が実に嬉しいです。有難うございます。DVC00209 (15).JPG


名古屋まで暫くのお預けであります。

岸田國士一幕劇コレクションの二回目。

岸田さんて、本気なのか?冗談なのか?これが大正モダンなのかしらん。「遂に『知らん』文六」など、鶴屋南北並みのハチャメチャさ!奇天烈ながら、どれも淡々と進むドラマを細切れにして、イデビアンという奇妙な接着剤で繋ぎ、飽きさせない3時間!

劇団健康時代から、冷ややかなナンセンスを売りにした来た彼等に、ドンピシャはまったネタだなア。豆千代さんの衣裳が秀逸。和テイストを知り尽くした上で遊んでいるから違和感がない。

咲酒屋が今までにない役柄を演じている。

演技に合わせて微妙に速度を変える手動の盆が、「泉鏡花の婦系図」を思い出す。

もう一度円形の舞台に立ちたいな…。

あいつら

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大きな爆弾を「正義だ!」と言いながら落とす程だから、角違いの「脅し」なんかお茶の子さいさいサ!

ただいま!

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先ずは「追っ掛け花」報告。ドラマシティに届いたお花は、大阪らしく?お賑やかに風船付きが愉快。DVC00209 (9).JPG


お久し振りな広島へは、僕の好きなオレンジを淡くした花々と、DVC00209 (14).JPG


ジッと見ていると夢の世界に引き込まれそうな黄色尽くし!有難うございます。DVC00150 (23) - コピー.JPG


広島お名残りの夜は、ようやくここへ辿り着きました、お好み焼き「五エ門」総本店!地元では有名店らしいっすね。


DVC00291 (7).JPG五エ門焼きってのが、がっつり君で嬉しい。他に広島県人には定番だと言う「ウニホーレン」。その名の通り、ウニとほうれん草をバターで炒めたもの。リーズナブルなお好み焼き屋だから、加工されたウニを使っているらしいけど、それが旨みになって美味かった!


広島アステールプラザ中ホールの設備に驚いた。舞台の奥に、屋根付きの本格的な能舞台が隠されていて、月一回能楽公演がなされるらしい。組立て式でなく、そのまんま、おそらくサンダーバードよろしく押し出されて来るのだろう。


DVC00302 (6).JPGその上、客席にもスッポン付きの立派な花道が格納されている!舞台袖にはちゃんとした檜の所作板もあり、この劇場の文化度の高さにビックリ!


新幹線に乗り4時間、8日振りの東京は、やっぱり人が多かった(苦笑)。

宮島

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DVC00291 (6).JPG厳島神社へは28年振り。加納幸和事務所時代、興行の資金を作る為に、地方の学校回り公演のバイトで全国を回った時以来となりました。


たっぷり楽しもうと午前中からの移動で、西広島駅から宮島口駅へ。後はフェリーで対岸へ長閑に向かいますが、平安当時、清盛君などは楽でも奏しながら、人力で雅にお運び遊ばしたのでしょうな。


DVC00302 (5).JPG海沿いの道を社へ向かう途中、かつて観光客や土産物店に悪戯して困ると話題になった「神鹿」達は、人間との住み分けに双方馴れたようで、穏やかな景色を見せてくれます。


思いがけず、社殿での挙式に向かう新郎新婦を乗せた人力車に出会いました。驚いたのは車夫の方が、地毛で髷を結ってらっしゃった事!


写真撮影になると、ジッと目を伏せる様子が、ガラス乾板に残る江戸の風景のようで愉快。


DVC00209 (13).JPG1991年の台風被害に襲われる前は、「高舞台」に国宝と書かれた高札があったと思うが、記憶違い?平舞台に緋毛氈を敷き、八代目大鳥居を背に、初々しいお二人の写真撮影の間、一般客は背景を乱さないよう遠慮し、観光は小休止。


偶然居合わせた人々にも祝われて、いいっすな。


DVC00329 (3).JPG台風で倒壊の憂き目に会った能舞台。古い舞台は橋懸かりの角度が広く、現行曲の演出では視線が遮られる範囲が多く、不適格だと聞いた事がある。


実は宮島観光の目玉は「穴子めし」でした。


ネットで一押しされていた「ふじたや」、昼間っから賀茂鶴しちゃいました。


DVC00342 (5).JPGそして店の位置目印にした大聖院へ。


新緑の紅葉がスゲ~ッ!きっと紅葉の頃より人出が少ないだろうから、この時期お勧め。

古~い石像が沢山鎮座してる中に、境内のあちこち無数に、新作らしき可愛らしいお地蔵さんが、まさに「遊んで」らっしゃいます。笑ったり怒ったり、転んでたり、寝てたりetc.お一人の作者によるものかな?みんな同じ顔付きなの。


DVC00349.JPG院の左側を流れる川がどうも新しい?と思ったら、2005年に発生した土石流が海近くの下流まで川を目茶目茶にしたそうだ。その白糸川沿いにあった滝宮神社は跡形もなく流され、その先「白糸の滝」はどうやら昔に近い形で残っているようだが、その下流は過去の画像と比べると、全く違った風景になっている。


ともあれ、28年振りの宮島、最高でした!

薬研堀の割烹へ!

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メバルの煮付け、紫アスパラの塩焼き、新牛蒡の唐揚げ、鯛の酒盗、生うにと黄身のご飯etc.言葉になりませんので、画像だけでご報告します。DVC00302 (4).JPG


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魚が食べとうおました。

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DVC00227 (11).JPG北新地のお店にお呼ばれされたお陰で、魚にありつけました。魚には白ワインでしょ。


DVC00209 (10).JPG刺身は優しい味の塩で、蛤にアオサを添えた酒蒸しの濃厚なこと!一軒で済ませたので、寝起きが宜しゅうおした。


DVC00150 (18).JPG早、大阪も千穐楽。楽屋の最新型加湿器がお喋りなのが可笑しい。電源を入れると「頑張ります!」OFFにすると「またね!」

グルメは続くよ。

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DVC00326 (2).JPGサアやって来ました本場の焼肉でござい!


立ち呑み屋が乱立するJR天満駅ガード下辺り、スゲ~ッ!突然理容院が現れたり、カウンターだけの寿司屋、もつ鍋rtc.ひさしが飛び出た店々がギューギュー、大阪アジアンとも言いましょうか。ニヤついた顔でキョロキョロしちまったよ。


DVC00312 (2).JPG細い路地をクネクネ「ももふく」に到着。


見てこのタン、ちゃんと舌の形してまっしゃろ!その他リブロースやらミスジやら、キャーッ!ご飯は勿論頂きましたが、以前の教訓から酎ハイで我慢した筈が…。マキノ氏から二軒目のお誘い、ええままよ!


DVC00309 (2).JPGマキノ氏が見つけたという、劇場近くの珍しい帽子BAR「コッポレッタ」。


シチリア生まれのハンチング「コッポラ」を展示販売する店の奥がワインバーになっています。棚に積み重なった帽子の他に、一点物らしい洒落た物が幾つかガラスケースに収まっている。値段を聞いて驚いた、二万越え!


DVC00307 (3).JPGワインの方は、こちらの味の希望を聞いて、2、3本の候補から選ぶ。人通りの少ない場所なのに、常連さんらしきお客さんがチラホラ。こういう戦略もいいねえ。


同世代の演出家と久し振りにサシ飲み。美味しいワインで大人な会話を致しました(笑)。

大阪駅

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結城座での事前稽古を無事終え、ご無沙汰していた大阪へ移動。

ずっと内装?工事中だった新大阪駅も100%でないにしても、随分キレイになっていたが、驚いたのは大阪駅!出口が判らん…。阪急三番街方面へ出るのに四苦八苦。

これで阪急側もリニューアルしていたら、僕は一人、大阪で迷子になる所でした(笑)。

半七捕物帳異聞

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DVC00150 (16) - コピー.JPGついに顔合せ!


ご長男の田中純氏が、24年振りに結城座の舞台にお立ちになる。そして座は今年創立380周年!こんな機会に、脚本と演出を仰せつかるなんて、本当に驚きです。


スタッフも花組ご常連にお集り頂き、まさに総力戦であります。無限大の掛け算になるよう頑張ります!

こんな夢を見てしまった。

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痩せた水やんが「もう行くね」と出掛けようとする。「待って!まだ話したい事が沢山あるんだよ」と泣きながら引き止める所で目が覚めた。寝汗でぐっしょりだった。


PICT0199 - コピー.JPGあれ?あれ?と一日過ごした翌日、この続きがあった。


「南北オペラ」の稽古場で、植本が「次は、水やんと加納さんの歌稽古で~す」そこに、肉体的に全盛な頃の、逞しい水やんがTシャツと短パンで笑っている。「オイラ覚えてないんだけど、(最後の?)入院の時、足でベッドの柵壊しちゃったらしい(笑)」


水やんご免。引き戻しちゃったかな…。でも有難う。

小倉でも。

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DVC00249 (10).JPG昨夜の手応えが今一だったので、芝居の質を変えてみる。


空間に集中度のあるサザンシアターに比べ、北九州芸術劇場中劇場の客席は横に広く、舞台との距離感はサザン並みに近いが、解放的なんで、こちらから大きく包み込もうとしないと、客席が置いてけ堀になる感じがして、何となく芝居を「開いて」みた。


DVC00291 (4).JPG単純に言えば「大劇場芝居」に切り替えたという事。どうやら効果的だったようで一安心。


昼夜の合間に、差し入れとして頂戴した超豪華お弁当!だけでも、大満足なのに、夜は夜で焼肉三昧が、ここ小倉でも再び!


DVC00251 (7).JPG全員が感嘆頻りな高品質の肉達に大興奮!もう後先考えず、肉をガツガツ、ご飯パクパク、赤ワイン(ボルサオって銘柄だった)ゴクゴク、やっちまいました。


小倉千穐楽の今日は生憎雨…。せめて舞台は肉食パワーで盛り上げると致しましょう!

DVC00249 (9).JPG小倉城のお隣、北九州芸術劇場中劇場の初日、無事に終わりました。


巡業に出る毎に頂戴する、お対の花々!大概バタバタする旅公演で癒されます。


劇場に入る前に周辺を散策し、北九州芸術劇場「小劇場」でのリーディングセッション(番町皿屋敷)、連夜食べ歩いた商店街が懐かしい。


DVC00150 (15).JPG「中劇場」はサザンシアターに比べると裏回りが広いんで、スタンバイなどが余裕なんですが、その分、楽屋からの距離が遠くなっちゃう。


何かと早めに動くようする。しかし4ステージ限りで、馴れた頃にはさようなら…。


本日昼夜!

pm2.5

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DVC00249 (8).JPG北九州空港からバスでの移動途中の海がモヤッ?


大陸からの大迷惑が、ここでは当たり前に現れるそうです。さても恐ろしい…。こんな風景が名物になってしまっては敵わん!


飛行機移動の場合、不測な事態を避ける為に大概本番前日に現地へ向かいます。


到着しちゃえば何もなし!と言う事で早々に出演陣は町へ繰り出して、「福来たる」となりました。河豚久し振り!


他には、かさご、クジラ、平政、太刀魚、佐賀牛、筍etc.DVC00227 (9).JPG


飲み助の大半はメニューにあった「ひれ酒」に飛び付く。続いてのアルコール、好物のワインあったが、割烹の座敷なら矢張り日本酒でしょ。


悩んだ末のチョイスは、福岡県の地酒「戸畑美人」。北九州市は、門司市、小倉市、戸畑市、八幡市、若松市、が合併したんだと、これは長崎出身若杉氏の情報!


DVC00209 (7).JPG初日に向けての英気は十分養われました。本日午後6時開演!


北九州芸術劇場中劇場は、2008年「サド侯爵夫人」以来かな?あん時は体調が完全じゃないままの舞台だったんで、リベンジで「モントルイユ」また演りたいっすな。


丸々2日間の空白を埋め、福原の元締再び!

坂東三津五郎

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七ヶ月振りの復帰「靫猿」を拝見。巳之助君の初舞台(猿)を見ているんで、凛々しく成長して、奴役を演じる彼を見られて嬉しい。あの時、猿曳きは先代で、女大名が当代だった。幕切れ、不覚にも目が潤んだ…。

寿さん、お体と相談なさりつつ無理をせず、後輩達へのお手本を見せて下さい。女大名の又五郎さんの踊りが的確だなア。

鎌倉三代記って不思議な芝居だね。ぶっ返った幸四郎さんが実に古怪!曽根崎心中って、古典リフォームのお手本だとつくづく。

月城屋(嶋倉雷象)が勤務する「檜(一階ロビー)」で、季節限定であろう「桜」スイーツを頂く。美味しいですよ!

福原の元締

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DVC00150 (13).JPG舞台で着用している角帯、実は河童が織り込んである凝ったものなんです。


ダンスで足を上げるんで、男物の裾除けを用意して貰いました。茶微塵の着付けからチラチラ見える、薄鼠の色味が気に入ってます。

水下きよしが演出を予定していた舞台を、「悪名」マチネ公演終了後、思い切って拝見!


DVC00134 (19).JPG劇団「ヒンドゥー五千回」代表(脚本&演出)で俳優(いい男でしょ)でもある、扇田拓也君が穴を見事に埋めてくれた。土田君の、軽くて柔らかなのにチラチラ毒が見える特有なタッチを、丁寧に演出した舞台だった。


彼がチョイスした楽曲が、水下が別の舞台で選んだものと同じミュージシャンだったとか…。扇田君に白羽の矢を立てた多根君の目が確かだったのだろう。いい出会いになったのではないだろうか?


昨夏、西瓜糖でご一緒した山口森広君が、悲しい男を演じていた。悲劇的な役は初めてだそうだ。うん、意外だった。でも良かったよ、シゲちゃん。


400円のパンフレットに、水下のコーナーを2ページも設けてくれた。掲載されている水下の横顔写真がいい…。


あ、上演場所の「下北沢 小劇場B1」、渋谷ジァン・ジァンに似てるね。

東京公演折り返した。

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そしてグルメも続く。DVC00150 (12).JPG昼夜公演の間に饗された、今半のすき焼き弁当、伊勢定の鰻弁当…。DVC00134 (18).JPG

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