2012年9月アーカイブ

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えんかん

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「演劇鑑賞会」全国にネットワークがあります。札幌では、20数年前、「ニューウェーブシアター」という試みがあって、新劇が主流だった演目選定に、当時東京で大流行りだった小劇場も呼ぼうという事で、88年「櫻姫曙草紙」でお招きを頂きました。それから回を重ねての五回目が、12月の『菅原伝授手習鑑』なのです。


「えんかん」というのは、会員の皆さんから集めた会費で以て、舞台作品を買い上げ、会員のみの公演で鑑賞するというシステム。今回、札幌へ参ったのは、公演自体を盛り上げる為に、今明かせる内容などを披露し、DVC00736.jpg
会員の皆さんの期待度を上げると共に、新しい会員を増やすキッカケを作る「サロンの会」という場で、今後公演を予定している団体の代表が、会員の皆様と親しくお話をするというものなのです。


画像は有難い皆さんの「営業」活動の画期的な一つ、手提げ紙袋にチラシを貼り付ける。で、興味のある方には、実はチラシがビニール袋に入っていて、右側の口を開けるとお手渡し分のチラシが収納されているという優れもので、早速参考にさせて貰おうと思ってます。


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そんな札幌を満喫しての帰路。新千歳空港のグルメを堪能して帰ろうとしたのですが、土曜の夜という事で、保安検査に長蛇の列。早めに入っちまえ、と、いわゆる「ゲート」エリアですか?羽田と違ってレストランとか無いのね…。売店のレンジチーンなるチャーハンで泣く泣く済ましたのですが、足らん!と見つけたのが「チーズ大福」。ここ限定の発売らしく、甘みのあるクリームチーズが美味でありました。はい、札幌よ、また12月!

@札幌じゃいッ!

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「えんかんサロンの会」に呼んで頂いてます。90分、出身地情報から、リアリズム演技の極意まで、あっち行ったりこっち行ったり、喋り倒しました。寒いぞ~ッ!と脅かされて来たのですが、会員皆様のご質問、何でもござれ!ハイテンションな身構えプラス、終了後の役員の皆様と訪れた、時計台近く、隠れ家的な「みなほっ茶屋(えんかんさん御用達)」の、酒肴の美味に酔った嬉しさで、気温湿度とも良好な札幌市街です。明日は「サロンの会」パート2です。

咲酒屋が出てるという情報だけで拝見。客席も俳優も、ふ~んな気持ちで居ると、ドタマカチ割られたような展開に、おじさんビックリ!(旗振る咲酒屋!)虚実、緩急を心得過ぎた流れで、ご贔屓を引っ張る様子が上手い!でも、今の領土問題を思うと、「国益」という単語の意味やら現在やらがまとわり付いて、目の前のドラマと同化出来ない自分が居る…。それもあれもひっくれめて「大人」な目線ながら、イケメン揃いでもある、実にタイムリーなお芝居です。

蝉が消えた!

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夏色幕がチョンと切って落とされ上下へはけた感じ。ここ数日、朝から晩まで「菅原」よ!う~ん、う~ん…。

串揚げ!

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DVC00731.jpg一心寺から徒歩で8分位に、通天閣があります。ドラマティック・カンパニーさん、大阪公演の際に必ず大挙(50人以上!)訪れるのが、通天閣近くの串揚げ屋『名代鶴亀家』。


今回も、土曜ソワレにご観劇の関係者も含め、体育館のような店内の一角を占領して、大打上げが始りました。丁度、27日(木)に初日を迎える、リリパットアーミーⅡ「傀儡女」の稽古を終え、わかぎゑふ嬢、コング桑田氏、中村ちゃん(衣裳)、蜂屋、那河岸屋、田仁屋、が合流してくれました。パート稽古のスケジュールを免れた田仁屋は、江古田の稽古に続き、マチネの本番も見てくれました。

一心寺シアター

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DVC00729.jpg20日(木)の仕込み日、皆さんより遅れて、夜半に小屋入りしたのですが、初めて下りた天王寺駅の巨大さと複雑さにクラクラして、一心寺方向の道筋へ先ず出るまで10分近く掛かってしまった…。


お彼岸で賑わう一心寺周辺の週末、客席も毎ステージ大入りで何よりです。


劇場から歩いて数分のホテルとの途中にある「うどんの前田 天王寺本店」で、美味いと評判のカレーうどんを食す。濃厚でちゃんと辛くて、手打ち麺のプリプリ感がGOOD!DVC00730.jpg


楽屋で撮った出演者たちの画像を幾つか。


僕特有の微妙な振付を、整理整頓して皆にインプットしてくれた本美奈子丈。劇団では面倒見の良いお姐さんです。八っつぁん死後、お直はどんな人生を歩んだのだろう…。後ろで着付けをフォローしているのが岩田奈緒美嬢。びっくりする程小顔なんです。


頼れる兄貴、酒井哲也氏、てっちゃんです。「気」を使ったマッサージの免除取得しているらしく、劇団員のメンテナンスも随時行っている。殺陣に関しては、研修生に教える立場と聞く。DVC00728.jpg小道具制作や広告映像の編集など、何でも器用にこなし、本番毎夜の飲み会幹事もさらりとやってのけるのに、いつもお茶目なアニさんです。肩の上に豆粒のように見えるのが河野智之氏。ギョロリとして、いつも充血している目が特徴(笑)。


着付けの水色同様、爽やかなのに、ぶきっちょな若侍を体現してくれた「ナポリ」事、田中啓之君。男女問わず回りがいじりたくなる愛すべき人柄でした。GIジョーに似てると思いません?(勿論、お人形の方)背後に写っているのが竹尾一真君。座長中尾氏のご子息で、俳優として頑張ってます。

花組初の試みです。誰が電話口で応対するか!?私、武蔵屋、波多屋、当然大阪2日目なんで、残念ながら事務所には居ません。在京の座員連と、ドッキリな声の出会いをお楽しみ下さい。

こちら『阿呆浪士』もお初な一心寺シアター!本多劇場よりこじんまりした客席なのですが、舞台の間口奥行きは同寸。贅沢な空間です。DC公演の為に、新しく戯曲をいじらせて頂いた最大のオリジナルは、「寄席」というシチュエーションです(ここ、大きなポイントなんだけどな…)。新宿末広亭を模した舞台美術が、親しさという点でピッタリなサイズに納まっています。

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久し振りに父子水入らずで会食。選んだ店「九つ井」ココノツイドと読む。


DVC00726.jpg大船駅の西側、田谷と呼ばれる高台は、その昔飲料水に不自由し、居を構えていた、北条氏一門の平戸家の「平戸御前(女性らしい)」が井戸を掘り、管理したという言い伝えから、この辺りをそう呼んだのだそうで、その玉川店(本店は勿論「九つ井」にある)。開店して8年、以前から気になっていたのだが、我々の懐具合では不相応。父からの誘いだったので、良い機会とチョイスした。


手打ちそば、炭焼きステーキ、しゃぶしゃぶ、が売り。二人でステーキのコースを頂いた。父は今年傘寿なのだが、前菜の後、ヒレとサーロイン、かなりの厚さの三切れをぺろり。〆はざるそば!お互いワイン一本ずつ空け、お開き。流石に老けたが、気力充分な父でした。

20周年と30周年

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今秋30周年を迎える本多劇場で、20周年記念の舞台が幕を下ろした。


DVC00722.jpg楽日もいろいろな事があった。馴れるって恐ろしいというアクシデントも起きたが、皆さんが連日通い詰める演出家の、重箱突付きに付き合って下さり、日に日に密度が濃くなって行った。


何より、ゲストも含め、皆さんが「楽しかった」と言ってくれたのが、嬉しい。演出家って現場のムードメーカーも兼ねるんで、勿論、作品によってはピリピリさせるのも必要でしょうが、今作品で、しかも記念公演となれば、自ずと祝祭的な要素が入って来るから、お稽古場も常に「ハレ」でなければならないと思う。


声優さんが多い現場だったので、お仕事の都合で、なかなか全員揃っての稽古が出来なかったのだが、前にも書いたように、ドラマティック・カンパニーの若手アンダー達が、直ぐに代役を勤めてくれる。しかし、なるべく代りが少ない方が良い訳で、そこの所を演出助手に付いてくれた武蔵屋がスムーズに進行するよう配慮してくれた。だから、一区切り付く度に聞いた「次、何処やるの?」DVC00724.jpg


それプラス、アンダーやら若手が稽古にてこずると、即座に中尾氏の檄が飛ぶ。最初、気付かなかったが、休憩時間になると、ベンチから飛び出した監督のように劇団員を召集して、何やらゴニョゴニョ。要は「外部から招いたスタッフやキャストに恥かしい!しっかりせい!」という事らしい。武蔵屋が演出した時は、雷が落ちる事もあったという。


自分も劇団を主宰しているので、頑張ってるアンダーにも、それなりの駄目を出した。情という事でなく、性格的に気になると言いたくなっちゃう。そんなこんなな『阿呆浪士』、東京公演を無事に終了出来た。


DVC00723.jpg画像は、魚屋八で奮闘して頂いた関さん(関さんご贔屓各位様、御免なさい、ピンボケで…)。


2ショットは、やっぱり貫禄の内蔵助だった中尾氏と、時が止まった可愛らしさの伊藤つかさ嬢。


(左から)江戸前な女房お幸の波岡丈、実はお父さん大好きな大石すずの沢城嬢、男優陣みんながやりたがっていた貞四郎役を射止め、まさに貞四郎そのものだった「ナポリ」事、田中啓之君。

つぶやき

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自分の視野って、自分で狭くしちゃ駄目だね。

いよいよ千穐楽!

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駅から徒歩20分、ドラマティック・カンパニーの稽古場へ大汗で通った日々。二重を組み実寸で稽古した、懐かしき江古田は、スタジオKでの10日間。

個性的なゲスト連、アンダーの若手から、大ベテランまでが、20周年という金字塔に甘んじる事なく、背水の陣で臨んだ『阿呆浪士』。今、公演中も劇場までの20分を歩き、汗みどろで小屋入りしています。

夏の暑さが、こんなに心地良いものだったのか?それはつまり、その場所へ行けば楽しい事が待ってるという、上手に飼いならされた犬のようなものかも知れない。さて、今日も歩きますか。

連日満員!

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今宵(15日)は、花組関係者が大挙来てくれました。天邪鬼屋、伊予屋、御老屋、射留屋etc.終演後は毎夜、50人を越える大宴会であります。我々の席にも、中尾氏がわざわざご挨拶にいらしてくれます。お疲れなのに有難いです。

初日大入り!

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20周年誠におめでとうございます。満杯のお客様で入れ込みが人!人!これらを捌くのが、研修生の皆さん、慣れてらしてテキパキと対応して、気持ちがいい。

稽古最終日

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昨日の通し稽古の駄目出し(英語圏では「ノート」と俳優の尊厳に遠慮しますが、観客右代表として物申すのですから、やっぱり「駄目出し」です)をたっぷり1時間半。


劇場に入ると、演出家は舞台面を主にチェックしますから、一人一人の細かい演技まで見てられないのです。だから最後の「お願い」として時間を掛けました。色々申し上げながら、実に「豊かな」現場でお仕事させて貰っていると再確認しました。DVC00718.jpg


DCさんが培った20年(所属なさっている「81プロデュース」でのお仕事も含め)の厚味が、僕を刺激してくれた事に感謝致します。


画像は、舞台監督を中心に、劇場仕込みの段取りを鳩首談合(ダンコウです。ダンゴウは犯罪)するDCの皆様。

自然気胸

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「イケメン病」なんて言われて流行ってますね。私も17で「イケメン」になりました(笑)。矢部氏は内科治療のようですが、私の時は、再発率が高いと診断され、メスを入れました。今は内視鏡で術後の傷も目立たないそうですが、当時は脇下を切り、肋骨をジャッキで開いて嚢胞を切除しました。それ以前は、肋骨を切っちゃったと聞きました。医術は日進月歩です。

スタジオK

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DVC00717.jpg9月1日(土)からお世話になった稽古場、いよいよ明日(10日)が最終日。


二度目の衣裳付き通しの前に、本番へ向けての、細かい段取り変更を確認。お陰で全幕合せて5分以上短くなりました。


衣裳や小道具を本番通りにすると、手拭いや風呂敷などちょっとした所に疑問点が出て細かく変更。舞台監督が「(小劇場を含めた現代演劇の現場では存在しないが、歌舞伎などの商業演劇だと)『小切れ(という専門部署)』が必要なのは納得だね」とつぶやいた。


実は、手拭いの色や柄一つもドラマに影響することを改めて経験した。こだわるつもりはなかったんだが、通して見ると、あれ?って気になる。いい加減に選択すると、やっぱり駄目。怖いね、芝居って。劇場に入って照明が加わると、また、気になり出すんだろうな…。

文学座の三人娘、山像かおり嬢(伊予屋、月城屋、がお世話になりました)、奥山美代子嬢、松本祐子嬢(咲酒屋をよろしく!)、が立ち上げた演劇集団。ここに、若松武史兄(最初に共演してから、28年かな)、森田順平(親戚なんで敬称が付けづらい、あ、先輩としておこう)先輩、瓜生和成君(武蔵屋等がお世話になってます)、が参加という、このゴチャゴチャ感満載なチラシを見て以来、どうなっちゃうのだ?と興味津々でした。

先ず脚本が観客の集中を最後まで引っ張って秀逸。選曲センス抜群プラス、ディテールと全体像のバランスが見事な演出。若松兄は「大滅亡」しちゃうし、脚本も兼ねる(秋之桜子)山像嬢は、往年の大楠道代だし、二の線の瓜生君始めてだし、順平先輩の知的な狂気は久し振りだし、シンプルな舞台なのに、盛り沢山でした。

皆さんとお客様と大勢の飲み会で、ゲストのお一人、敗戦した日本を底辺から盛り上げたパンパン、根元ヒロエ(ネーミング凄くねえ?)役の駒塚由衣嬢から、劇団四季時代の貴重なお話を伺う。やっぱり集団創作である演劇の理想は、「劇団」ですよ!


客席には、白くなった頭髪をリーゼントにして、シャツの襟を立て、首にスカーフをお洒落に巻いた、往年のロックンロールファンがあちこちに。リピーターもいらっしゃるのか、幕開きからタイミング良く拍手が起こる。


DVC00715.jpg中古の家屋を利用したレコードスタジオ、4年で大手が嫉妬する会社となった「サン・レコード(実在)」。社長が手塩にかけて育てたスターが、一人また一人と移籍して行く(実話)。立場を同じくする自分として、その寂しさは実感がある。


が、そんなしんみりが吹き飛ぶ、全編の大半を占める、50年代ロックの嵐!それら全てを出演者が歌い奏でる。4曲のアンコールを終えると「皆さん、プレスリーは楽屋を出ました」というアナウンスで、客席爆笑な追い出しがGOOD!


終演後、ごった返すロビーにも、還暦を随分以前に越えたであろう善男善女が、興奮気味に会話する様子が微笑ましい。画像はシアターオーブのロビー天井。

衣裳付き通し

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この時期(もう一回通せそうな)に、問題点を洗い出す為にもやるべし!と敢行しました。


始まる前も(時間ギリギリまで確認稽古)、終った後も(退出時刻まで15分)、超あたふたでしたが、中身は濃かった。DVC00713.jpg濃密なのに小気味の良い展開が、手前味噌ながら手答えのある印象。何よりも皆さんの演技が豊かで、目が離せない。勿論、百点満点ではないので、劇場入りまでの数日、出来る限りの手直しはするつもり。


昨夜(7日)、上方下りのお名残画像。江古田のラーメン屋での那河岸屋(なにがしや)、ジブリ好きの小林大介であります。禁煙に成功しつつあるので、少し肥えましたが、エクボが強調されて、これはこれで武器になる、のか?

殺陣二つ

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昨日の二幕通しの確認をしつつ、夕刻から月城屋による殺陣の稽古第二弾。DCの皆さんは、必須な勉強として立ち回りをやってらっしゃるので、飲み込みが早い。

殺陣師お疲れ会を、30年来変らぬ佇まいな「和田屋」にて。数日後には、「傀儡女(リリパットアーミー)」出演で、大阪入りをする那河岸屋も交えて(稽古を見るつもりだったのだが、都合で酒宴のみ参加)、昔ながらの、肴=魚の居酒屋を満喫。

那河岸屋と二軒目、これ又、30年来の和風ラーメン「太陽」でツルツル。彼、直った筈の豚アレルギーが再発したと悩んでいた(それ故、豚骨は避けた)。好物が食えないって辛いね。お大事に…。

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