2010年11月アーカイブ

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『ギルバート・グレイプ』記者発表

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DVC00259.jpg行われました。明日のワイドショーなど宜しく!こんな大掛かりな記者会見初めてです。昨日今日と、いろんな役目が課せられているような気配が濃厚です。真摯で居ようと心に決めました。画像は、購入した来年のダイアリー。1984年から変らぬお付き合いです。途中カバーの色が変ったり、どうしてもこの大きさが手に入らず、大判の時も2回ありましたが、ともかく一週間毎サイズがお気に入りです。そして書き込む際の、紺色インクの水性ボールペンも、ずっと同じ製品を使ってます。スケジュールの書き込みだけなんですが、これが再演などの時、役立ちます。初演でどれだけ日数が掛かったか。地方へ出向いた時、どんな行動を取ったか、参考資料になります。今年もちゃんと手に入って、ホッとしました。26年以上、同じ製品を発売していて下さる「能率ダイアリー」さんに感謝!

『ギルバート・グレイプ』顔合せ

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DVC00257.jpg始まりました!凄い顔触れです。これを仕切るG2氏の真摯な言動が又良いんです。気負わず、そして絶対外さず…。女紛いが褒められる今時の「女形」と違う、どちらかと言うと旧時代な「女方」を是とする僕は、実は入り口がリアリズム演劇だったので、昨今はド等身大の男役を追及してます。その仕事を見て頂き、加納に「地味な芝居」をさせたいとのオファーに応えようと、稽古初日、大概、手の内は後日…的な読合せにも関わらず、随分本息で取り組みました。「(G2氏)配役の狙い通り、基本OKです」初動は正しかったようです、ホッ。が、G2氏の企てを思うとこれから先がもっと大変です。しかし、丸ちゃん(花組にも居るけど、これは勿論「丸山隆平」君です)は、決して押し付けない真面目さが涼しい。台詞の大半を覚えて初日に臨んでました。こちらもそれなりに準備したんで、台詞で「ギルバート」と声を掛けると、読合せ初日に関わらず、ちゃんと目を見てくれます。これは相手役のし甲斐があります。テリトリーが随分違うんで、二度があるかどうかは判りませんが、ちょっと(はい、随分でした…)年上の俳優として、今回の現場だけでもキチッと向き合おうと思いました。画像は僕の台本。

演劇「津軽」/スペース・ゼロ

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昨年青森県の主催で、太宰治生誕百年を記念し初演された野外劇。間も無く(12月4日)全線開通する東北新幹線で、青森へ観光客を誘致する東京でのイベントとして再演。主演が我らが村田雄浩氏、演出が弘前劇場の長谷川孝治氏という事で、先々週まで「花たち女たち」を上演していた劇場で、今度は客席に坐った。偶然ご一緒になった佐藤B作氏が「ここに坐ると花組の芝居を思い出すねえ」。他にも風間(羽釜でない)杜夫氏、加藤健一氏はご子息を連れて。舞台は「津軽」の風土風習を随所に盛り込みながら、太宰が故郷探しをする物語。DVC00256.jpg一幕幕切れで、殆どフランス語かと思う、ベタベタな方言(字幕付き)で繰り広げられる地元独特のてんこ盛り接待に大拍手!これ一つの芸だね。この接待を実際に体験して欲しいと、商業演劇並みの30分という休憩に、観客全員に郷土の味満載なお弁当が配られる。広いロビー一杯に椅子を並べ、大入りのご見物が舌鼓。二幕、太宰が、必死で探し当てた乳母「たけ」と再会する場面が白眉。全編で「豊田児童センター一輪車クラブ」の高校生達が疾風のように駆け抜け、輪を作り、幡を振り、一輪車による組体操というか、空間を豊かなものにしている。その実力は世界一らしい。シルクドソレイユに出演をオファーされたと聞く。「ふるさと」という根がある事が羨ましい。画像はロビーで販売されていた青森名産品の内から、「林檎どらドラ焼き」と「りんご酢キャラメル」。

ふ~~…(心地良い溜息)。

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DVC00251.jpgタップリ過ぎる二ヶ月強でした。笑い、怒り、頭を抱え、ガッツポーズをし、そして飲み過ぎる…。やり遂げ感と同時に、これからすべき事も掴めたように思います。座員一人一人の課題も見えました。DVC00248.jpg打開の出来ないこの不況に、演劇界も大変な時期が続いています。今まで通りに行かないもどかしさも、毎公演痛感していますが、長年の積み重ねに間違いはないとも実感しています。向上心を忘れずに進み続けますので、どうぞ皆様、共に歩んで参りましょう!


さて、後片付けもサクサク終了したガランとした稽古場で、12月5日(日)に催す、恒例『椿山荘』パーティーに向け、新バンドの練習がもう始まりました。おや、ドテッと寝てる是屋は、お疲れさん乾杯のビールでぐっすりさんです。おまけ画像は、ダイナミックなお顔の「椎名」看護婦です。胸のバッチに名が書かれています。確か下の名が「びんこ」だったと記憶しています。

新世界もつ鍋屋

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DVC00244.jpg20年前かな?南河内万歳一座の内藤氏に連れられた通天閣近くの店が、今や大阪市内に支店を増やし、「花たち女たち」大阪ABCホールの最寄り駅「福島」にもありました!「新世界もつ鍋屋 福島店」!もう花組好物(昨夜は大車輪屋が先陣を勤めたらしい)なんで、ぞろぞろ出向きました。楽しかったが、今月大阪は宿泊ラッシュらしく、四箇所に分散してしまったホテル。飲み会メンバーの中で一人別のホテルだったので、「歩ける距離だから」と皆とサヨナラしたのだけど、劇場周辺とホテル周辺の地図が別だったせいか、夜の夜中に大阪の繁華街で迷子になりました…。やっと到着したホテルの一室で、ガッカリやら腹が立つやらで自棄酒です!

キャンバス

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俳優にとってのキャンバスは自分自身なんです。だから「作品」がよく見えないんです。でもいつの間にか、年数でしょうか、これかな?と思う所に納まるようになったらしい…。ずっと出来ない、出来ない、と思っていたのに、あれ!?ですよ。でもそれは、ずっと「捨て身」だったからでしょうか…。随分以前、郡司正勝氏演出の舞踊劇で踊った時「君は踊りの稽古してるの?」と聞かれ、「いえ、ちゃんとやってません…」「そう、だから所作が背水の陣なんだね」と言われました。実際は、不出来がギリギリ背伸びしてる状態だったのですが、その姿勢を是非は問わずに指摘して頂いた有難さは、今も感じています。ここのポイントは「どうしたら良いだろう…」と悩んでいるのが前提です。悩んでない奴の捨て身は、只の野放図でしかありません。ダメ出しで「危機感」という単語をようやく他人に言えるようになった、30年近く危機を感じていた男の或る日の日誌でした。

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