2010年4月アーカイブ

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芝桜

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「アンビリーバボー」のドキュメントにて、六百坪に敷き詰められたピンクの絨毯。そこに苦難を超えた夫婦の愛情。丁度『花たち女たち』、有吉氏原作「芝桜」と向き合っているので、泣いた、泣いた。愛する事と愛される事のバランスが上手く行くと、人間は本当の幸せに出会えるのです…。『花たち女たち』そのほろ苦さの宝庫です。

赤坂プリンスホテル

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来春閉館…。2002年正月に寿ネオかぶきショー《花組版白鳥の湖》『双面諏訪湖(ふたおもてスワンレイク)』を劇団十五周年の迎春イベント、お食事付きで赤プリ「五色の間」で行いました。「本朝廿四考」と「白鳥の湖」を合体した作品で、親を裏切った八重垣姫が、その天罰で白鳥になり、間者がバレて殺された濡衣の魂と、身代りで切腹した偽勝頼の魂が合体して双面の黒鳥になるという趣向。今読むと本公演でないのに、戯曲としては世界が大きい。30年近く前、半分冗談で書いた処女作がモチーフでした。いつかちゃんとやりますか。

任しとき言うたやんか!

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「ちゃんとやってくれな、困るがな!」「察しておくれやす」「知らん」オバマさんに鳩山さん怒られました…。41年振りに晩春の雪。小学の同級生が近所でクレープ屋を開業した。内装工事が始まった頃は、何の店だろう?くらいな興味だったのだが、3月に入って前を通ると「加納くん!」「?(数十年振りだったもんで、ご免…。)」「〇〇よ」「あ!ここ、貴女の店?」4月頭に目出度くオープン。通る度にいい匂い。でもまだ入ってない、ご免。どうも、男一人でのクレープ屋入店に抵抗があるらしい。「ハイライフ」稽古が始まったら、連中引き連れお邪魔します、「ちゃんと」。

いよいよ最後の歌舞伎座

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20100415234508.jpg20100415170939.jpg第二部(寺子屋・三人吉三・藤娘)拝見。ともかく最後なんで啓蒙の一役を担おうと、歌舞伎座未経験の同業者を誘いました。昨年「BASARA」で共演した半間拓(はんまたく)君です。20代にしては、ちと大人顔です(苦笑)。変なマーク写ってますが、たまたまです(苦笑)。右も左も?状態だったので、様々レクチャーしつつの観劇になりました。『寺子屋』の玉三郎(千代)に泣きました。いつもの省略上演、「寺入り」飛ばして「源蔵戻り」からの上演ですが、先ず花道の出が、カットされたドラマを充分背負っての思い様々…。源蔵が切り掛けた時から、事実を飲み込んだ思い入れが細かい。双方ギリギリの気味笑い…。血を吐く思いの「お身替り、お役に立てて下さったか」不覚にも涙が出ました。『三人吉三』、ドラマの同時代性はあっても、いいパーセントを締める、七五調の台詞をはじめ演劇的な部分、現代人にとって「共感」というものが果たしてあるんだろうか…。出来の良し悪しでない難しさ…。傘寿直前の『藤娘』、奇跡です。照明で色が焼けた「(上手から)ちゃくみ(茶=柿、く=黒、みどり=萌黄)」歌舞伎座の定式幕、見納めです…。

ゴーヤチャンプル

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そう言えば作り出したキッカケ覚えてない。どっかで食べたんだろうな。シンプルな感じが良くって、きっと自分でも出来ると思い上ったんでしょう。基本、ゴーヤと豚バラ、そして木綿豆腐です。プラスするのはその都度色々ですが、肉好きの自分はこれまで、肉の脂は捨てなかった。オリーブ油使うのを止めた後も、豚バラを炒めて出た油で他の食材を炒めてました。今夜初めて、幅1cm弱に切った豚バラ(薄切りでなく、サクを縦にぶっつりです)を弱火で数十分茹でて、油落としました。ゴーヤ含めてプラスする野菜(今回はもやし)もそれぞれ塩振って下拵えして、豚も、パスタ程でないにしても塩を随分入れて脂抜きしました。そして一切油無しで、電子レンジで充分水を抜いた木綿豆腐、野菜を炒め、茹で上がった豚と、仕上げに卵を加えて炒めてみました。隠し味は「減塩醤油」のみ。50の俺にはグッドでした。お勧めです。

20100411123519.jpgやっと発表出来ました!新派二十一世紀バージョンとして、新橋演舞場で初演してから8年。脚本の飯島早苗先生と、出演のみならず現場の片腕としてフォローしてくれた武蔵屋、演出&出演の俺3人とでこの大作と戦った二ヶ月でした。有吉佐和子氏の「芝桜」プラス、続編の体ではあるが、独立した形式を備えた、同じく「木瓜の花」。東宝でそれぞれ個々に舞台化されているのだが、それを一つにまとめて上演するという大胆企画!今回、様々な方面のお許しを頂きまして、花組芝居で再演します。再演と言っても、商業演劇というジャンルでない、我々の現場で折角取り上げるのですから、「構成」という形で只今脚本をいじらせて貰ってます。劇作家するの「怪談牡丹燈籠(2008年)」以来かも。写真は8日の花見より随分咲いた事務所の桜。でも良く見るとまだ7~8分。明日か明後日が満開だろうに、ちと悪天候。今日の内に花見やり直そうかな…。満開予想を月曜(12日)とした俺を「アホ」呼ばわりした奴も居たが…。

花見終了!

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20100408184001.jpg20100408195224.jpg事務所の枝垂桜は、京都の円山公園から株分けした物を、更に分けて頂いた「孫」に当たるらしく、残念ながら親の方は枯れてしまったそうです。染井吉野と違いピンクの花を咲かせます。2001年の秋に、事務所が今の地に移って以来、春になるとみんなの眼を楽しませています。毎年ではないが、劇団の都合がいい時は、花見を催してます。昨年も4月8日に行って、上手い具合に満開でした。今春は昨年並みに開花~満開が推移していたので行ける!(染井吉野より一週間前後遅く咲きます)と思ったのですが、ここ数日の寒空で五分に満たない状態、トホホでした。今年はともかく大勢集まりました。最終的には30人くらいだったかしら。昨年同様、我らがオーニョがアレンジした(有難う!)部屋(協力者=鳴流屋)で、ワイワイと。何かと宴の中心に居たのは、昨秋誕生の同期チビッコ達。並んだ写真、右側が大車輪屋のご息女「月花(つきか)姫」、少しご機嫌斜めなお隣のボクは、花組友人のご子息、プーさんルックの「匠(しょう)」君!ゲストの目玉は、我らが江戸川卍丸!丈。あ~あ、飲み疲れた…。

花見2

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花見開始!

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御名残四月大歌舞伎/第三部

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「実録先代萩」随分以前に七世梅幸丈で見た。お手軽で「ポテチン」乱発なパロディ作品という印象があるが、この御名残に局連があの顔触れだと、重みが出て「らしい」です。梅幸丈所演よりも、後半の口説きカットが入っているらしく、少しスッキリした感じ。昭和63年歌舞伎座百年(22年前!)の1月、今回の助六揚巻のコンビ、僕にまで届く幕内の評判(絶対褒めない超大幹部が褒めたとか…)で、急遽見に行った大入りの4階立見席。客席が異常な盛り上がりでした。お二人も年齢を重ね、周囲も随分様変わりして、歳月を実感しました。これが現在の「ご馳走」なんですね。

そのときがきたら/カラフル企画

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山中貞雄「人情紙風船」随分以前に人に勧められ、VHSで見ていました。享年28歳…。達者な出演者達、ここにも居ましたね。終演後、座・高円寺ご自慢の「カフェ アンリ・ファーブル」にて会食。ムール貝の白ワイン蒸し、豆腐と山芋のキッシュetc.基本イタリアンがどれもともかく美味しい!店内も大丈夫かい?というぐらいムーディなデザイン。終電余裕のいいタイミングのラストオーダーも心地良い。トマトが効いた、甘口辛口が選べるカレーもお勧めです。是屋さん、飲み過ぎにご注意。

天ぷら「喜」/自由が丘

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20100402191633.jpg注意=本当は「七」三つの「喜」です。春の大嵐(家が何度も揺れた!)が落ち着いたと思ったら、突然家族で会食という事になりました。妹が嫁いでから初めてだから、11年振りかな?父の行きつけ、こじんまり、そしてすっきりした店内。穴子の背骨、かき揚でない白魚、ワインを飲むお客様の為に考案したというオリーブ、そして生姜(この二品は程良く漬かっていて、そのまま行けます)etc.繊細な味の天ぷらを邪魔しない、とても切れのいいアフリカ産白ワインを頂きました。家族4人の会話は、男二人女二人、相変わらずなペースでした(苦笑)。場所は、自由が丘の老舗亀屋万年堂の裏です。写真はシャコの天ぷら!揚げたので身がキュッとしまっていて、初めての食感でした。

晴屋と初日乾杯に同席させて頂きました。達者な30代の俳優連、黒川麻衣ちゃんの試み(感想はキチッと伝えました)、是非続けて下さい。出産の実際を知っている大車輪屋が、そんな役を自然に演じています。いや~、演技って到達点がないですね…。少しずつ、理想ってなんだろう?が見えて来たけど、見えれば見える程、手が届かなくなる。でも判った部分だけでも、座員には伝えたなきゃいけない。俺の今の大きな課題が、どうも一つ見えて来ました。

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