2010年3月アーカイブ

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訃報…。

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20100331123923.jpgイラストレーターの阿部真理子さんが亡くなられました。もうあの、観劇後の豪快な批評が聞けないと思うと…。ほんとに芝居好きで、花組芝居の舞台でも、一刀両断の感想が痛快でした。『花組をどり‘97』ではチラシのイラストを描いて頂きました。そして毎年明けに頂戴していた、オリジナル干支張子も2009年の丑が最後になってしまいました。有吉佐和子氏のご息女で、作家の有吉玉青氏をご紹介頂いたのも阿部さんで、後にお母様の『和宮様御留』を花組で上演する事が出来ました。昨年、月刊誌『東京人』の「今宵はあの店で」というコーナーで、真理子さんとと玉青さんで、神田錦町の中国料理『龍水楼』で楽しくお食事したのが、お会いした最後になるとは…。さようならアベマリアさん、有難うございました。

井上戯曲定番の歌というエンタテインメントがない分地味ですが、じっくり良く出来た本です。武蔵屋の演出も、会話を大切に遊びなしで正攻法。戯曲自体が事実を丁寧に追っている分、風俗も嘘がつけなくなる。鉄瓶の持ち手は熱くない筈。真夏の日常に足袋は履かんだろう。明治末、場末の床屋が、果たして「タオル(製品としては当時実在したらしい)」を扱っていたか?カツは髷だろうetc.こだわり出すと切りが無い。でも、久し振りに物語に身を任せる事が出来た。客席に、「BASARA」でご一緒し、また射留屋や鳴流屋がお世話になった伊勢直弘くんが居ました。御老屋と田仁屋と共に、初日打上げに参加。

巨匠溝口健二

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巨匠溝口健二と活動屋溝口健二の、裏表を巧妙にパズルした習作。贅沢極まりない陰の助演を得て、我が長老、果敢に挑戦しました。一人芝居の抱き合わせ公演、不思議な企画ですね。

声優

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しちゃいました、初めて。それはともかく「宦官提督の末裔」本国公演無事終えました。ご来場頂いた皆様有難うございます。様々な回路を駆使して勤めた「だれか」でした。ラスト2ステージでも演出細部(でも大きな効果でした)の変更が入る、終わりの無い戦いでした。6月にクロアチア(ザグレブ)とイタリア(スポレト)で公演致します。さて「(実写の)声優」してみました。まだ、お試し期間なんで二言三言でしたが、現場には、「シラノ」でご一緒した坂部文昭(文学座)さん、武蔵屋がいつもお世話になっているDCの関俊彦(エィティワン)さんがいらして、居住まいとしてはリラックス出来ましたが、ともかく右も左も?状態。ディレクターの、声優初心者への具体的な心得、コツを教わりつつ本番。ドキドキでしたが、皆さんの表現を目の当たりにして、色々学べました。ただ、見るとやるとは随分違う。今回はともかく初級な役回りだったので、もしも次回があるなら、もうちょっと「芝居」したいッス!ここ四ヶ月近く、全て立役な僕でした。ほんと、暫く裾引いてないな…。

ショニチッ!

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20100318163047.jpgこんな感触の舞台初めて!緊張もするけど、これ本当にやる側が楽しめたら、とても愉快だろうな。ステージ数少ないんで、そこまで行けるかが今回の課題のようです。伊予屋、御老屋と共に「我らヒーロー」でフレデリックの演出を受けた、佐藤誓が見に来てくれました。初日のロビー乾杯の後、花組関係者と連れ立って日本酒!お花有難うございます。

SHINGEN

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久し振りで座員達と飲んだ。飲み過ぎて書き掛けのまま、タイトルのみで寝てしまった。改めまして。シェイクスピアを和物に翻案する苦労を、作・演出の脇氏と話しました。なかなか難しい。昨夜は、花組長年のご贔屓様方も客席にお見掛けし、有難かったです。花組連の宴席へ、SAM氏がわざわざご挨拶にいらして下さいました。いや~お背の高い事!花組3人衆、怪我の無きよう楽まで頑張ってくれ給え!

やっと休日…。

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20100305160154.jpg劇場仕込み日の為OFF!どうにか身体を壊さず乗り切ってます。仏人の演出家だから、単語一つ一つの意味で芝居を見ないから、身体の微妙な具合を指摘して来るから、実に細かく難しい。ご自身も俳優だったんで、ちょっとした違い(間が違う、身体が緩んでるetc.)が見えちゃうので、こっちも必死!いろんな喋り方をするんで、適度に発声用の腹筋(スポーツのそれよりも少し下、「胆(タン)」と呼ばれる箇所)が動くせいか、快便なの。腸を絞ってるからかな?写真は今回の舞台で使われる人形、誰かに似てるでしょ(苦笑)。今夜は「SHINGEN」見に行くつもり。脇さん内の者がお世話になってます!その前に、部屋を片付けようっと。生前葬の時の荷物がまだそのまま、他にも…。

通し稽古

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20100306234752.jpgついこの間「梶原」だった僕が、お人形さんと混じってそんな段階です。結城座の公式HPには色々画像で出てますが、これからは全容は判らんでしょ。今朝、稽古場入り前に髪を切りました。非社会的な「梶原」なんで、ピンピン跳ねた髪型を二ヶ月以上維持しました。すっきりまでは行きませんが、これも「宦官提督の末裔」が抱えたテーマに関わる要素なんで、それなりなものにしました。もう数日経ちましたが、阿佐スパ大千穐楽、名古屋の夜での特撮写真です。「芋んちゅ」元は京風な町屋だったのかな、狭い間口で奥行きが長い二階家。奥の二階座敷には足湯がある!そして饗されるのは沖縄料理という、名古屋的に恐らく異端なお店で、足湯に疲れを癒す圭史くんです。

シュ~リョ~ッ!

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20100306143654.jpg最後は圭史くん含め我々全員、柱たちに消されてしまいました(苦笑)。これまでのテリトリーでは味わえなかった様々な事を体験出来ました。このいい機会に巡り合わせてくれたのは、さかのぼれば、実はウォーキングスタッフ「剃刀」の舞台だったんです。あれが「ドリアン・グレイの肖像」への出演に繋がり、その舞台がキッカケで、30代の皆さんと創作現場を共にさせて貰えたのです。プレビューの初日以来、今後も物議を醸すであろう作品に参加出来て、本当に嬉しかった。それぞれの現場(劇団、ユニット、マスコミetc.)で功成り名遂げた面々と親しく芝居作り出来て、この年齢まで芝居にしがみ付いて来て良かったと、しみじみ思います。これから非公式な打上げ!「OINARI」以来の名古屋を楽しみたいが、明日も結城座の稽古なんで、ほどほどにしま~す。大千穐楽、お花が三つになりました。有難うございました!

またやっちゃった!

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20100303164958.jpg俺、飲んでる席で、自分の中で「今夜はこれでおしまい!」と思うと後先考えずに一人で帰っちゃうクセがあるんだよね。昨夜もね、阿佐スパツアー、名古屋も含めまだ2ステージありますが、スタッフと共にゆっくり出来そうな夜が今宵だけという事で、阿佐スパさんのご好意で、各出演者のマネージャー各位も新潟へ呼んでの大宴会!「喜ぐち」という古町通りの居酒屋(新潟の郷土料理が食えます!)のお座敷借り切って、盛り上がる!盛り上がる!で、一しきり飲んで食って喋ったら、俺もう満足しちゃって、誰にも気付かれないように(一人だけ「りゅーとぴあ」のプロデューサー星野さんに見つかり、ニコニコ手を振られた…)抜け出したのはいいけど、ホテルの部屋でハタッ!と気付いてガックシ…。花組でも行う恒例打上げ大入り袋配りの前に、俺は宴席から消えちゃったのでした。ま、50過ぎたんで、マイペースで行かして下さいませ。お花有難うございました。

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