最近、公演毎に催される、観劇前~本番~観劇後の流れを追うカルチャアスクール。モントルイユのせいで、随分間を置いた「観劇後」。伴蔵くんをゲストに記憶を辿る内容なのか?質問コーナーの三分の一は、ドレスを着たあの芝居でしたが、フンギリという点では大きな区切りになりました。終了後、渋谷でお世話になっている居酒屋へ。「こないだの面白かったわ」何よりの劇評です!
2008年10月アーカイブ
{{assign var="epp" value=20}}ちと話題になりました。ご贔屓様は有難いです、基本的に客商売ですから。しかしご贔屓の有り様が、役者本人の或る評価になったりするのは事実のようですね。内々のネタで済むレベルならいいんですけど 。
新劇好み舶来物の逸品、伊人のノーベル賞受賞者の絶筆、しかも未完作品の、仏人による有難い上演。判るとか判らんとか言うも愚かな名品が、税金を使って最高の顔触れで舞台化された現場に咲酒屋が居る贅沢を味わいました。有難や、勉強になります。
例の表では散らかりも誤魔化されてますが、休日を利用して具体的に自室を片付け出して、ヒドイ状態を思い知ったが、こりゃ数日掛かるな、が実感 。「溜まった」ものを整理して処分して。いい時期だから、徹底的にやりまひょか。何日掛かるが判りませんが 。
サンフォン様も加わって頂き、ささやかな打ち上げ。「入荷しました」の売り文句に釣られて食す。「ケモノ」の味がするね…。
ご覧頂いた皆様有難うございました。実はちと体調が初日前後から今一今二で、楽屋のフォローで那河岸屋に付いて貰ってました。体調も回復し、本日千穐楽が最後のお勤めとなりました。有難う、伴蔵!
超御大のご観劇を聞いていたので、それへのテンションで勤めた最後の2ステージ 。こんなにやり遂げた感があるのは、珍しい。後は1日1ステージのサイクルを大事に、地方も勤め果せたいと思います。その超御大に「(様々なモントルイユを見た上で)こんなモントルイユは初めて」と言われる。過去の一切を見ずに取り組み、俺なりに解釈した人物を、演出家公認でご披露させて貰っています。
諸々のスケジュールを鑑み、マチネ終わりの今宵催されました。ここ数日、「事件」となったこの公演に様々な演劇関係者がいらして頂きました。感慨深いです。個人的には10月頭からのある持ち越しで、何だかな
状態での稽古~本番で、こんな「ギリギリ」感はついぞ無かった経験でした。この「ギリギリ」感は、状況一つ一つは何も似てませんが、「剃刀」と通じる物があります。巡って来た干支に、俳優としていい経験させて貰ってます。
追伸=あ、大原さん、いつも有難うございます。公演毎の総括をさせて頂き、これが一つ区切りになっていて、次のステップへ進めます。
木挽町(これ旧町名ですよね )の歌舞伎座がついに解体!俺的には、形より、より良い伝承が行われれば、ビルになってもOKです。鳴流屋頑張ってますか。「粗忽の釘」も聞けるとは、何と演劇的なのでしょう。萩原朔美氏とは、俺古いっす。1987年の或るプロデュース公演で演出して頂きました。懐かしいッ!
部屋が散らかり放題!誰か掃除して~ッ!
ぞろ目の出演者最年少!気付けば、とうに中日は過ぎていました…。
昨日今日と客席の顔触れが、怖い物見たさ(?)の同世代の演劇人で賑やか(笑)。数ヶ月振りに目覚まし掛けずに寝ます。お休みなさい。
「歌舞伎座」が…。
稽古でも二回はしなかった大舞台に、ついに悪魔が降りちゃいました…。
幕が明いたら、幕は下りるのね。クライマックス、いつになくルネ様がたっぷりで、釣られて大芝居になりました。でも、気持ち良かった~。ウイッグからドレス、靴に至るまで贅沢の極みです。もっと何か出来るかも、という感じでで明日を迎えられます。
泣いても笑っても幕明いちゃうのね 。そうそう、昨日の舞台稽古に花組連が大挙見に来てくれました。頼もしいと思うと同時に、単純に張り切っちゃう俺って 。
事務所では衣裳チームが助っ人含めて倉庫整理。「サド侯爵夫人」キャストは休日。洗濯やら体のメンテやら…。久し振りに昼寝をした。途中自分のイビキで目を覚ます。疲れてるんだな…。
ある事情で、ご贔屓皆様が支えている各ご贔屓HPへの公演毎のご挨拶を、初めてここに集約させて頂きます。九ヶ月の間を置いて、いい時期にいい経験が出来たと確信出来ました。14年振りの札幌公演も好評で、花組30年への確かなステップが踏めたように思います。さて個人的には、6日後「サド侯爵夫人」の初日です。よく判らん状態の日々です。今宵、お峰は数時間のサナギ期間を経て、朝日と共に、あっと言う間にモントルイユ夫人へと変体します。明日は衣裳付きの通し稽古 。
今年のノーベル受賞者の先生が「日本の教育制度が学問をつまらないものにしている」と指摘。尤もです!英語は中学から宿題だらけで閉口しっぱなしなままに、大学含めて10年授業受けても喋れやしない、大っ嫌い!一方、成績悪かったけど、数学と物理は、偶然高校で面白い先生に出会って、すごい楽しかった。で、成績悪いくせに理系の大学に入学して失敗したけど、雑誌「ニュートン」は暫く購読してました。
基本的なモチーフはデザイナー矢吹氏によります。ダブルキャストという企画から、双子の胎児がイメージされました。「水」と「母」は鏡花生涯のテーマでした。戯曲「夜叉ケ池」には直接的にそれが想定されていないようですが、「胎内回帰」はまさに鏡花の、ある意味、願望だったかも知れませんね 。