◆12月6日 ?????さん
お待たせしました!扶桑のバケツおやじ。愛知県には一体誰が・・・!?と思いきや、 出てきたのは頭にバケツをすっぽりかぶった妙な人。 自分でバケツをガンガンたたきながら歩いてくる。 「バケッツ屋」と言ってバケツをはずすと???まっ黒い顔。 いや、誓さんではなく 顔をまっ黒く塗りつぶした・・・八代さん・・・。 「東京から延べ23人のバケツおやじのネタ供養〜〜」 東京・大阪と見ているお客様がどっと笑い、地元のお客様は「???」と けむに巻かれた様子。 挙句の果てにお客様にバケツをかぶせて、自分はさっさと客席へと去ってしまった。 残されたお客様はさぞ困ったことだろう。 その後 バケツおやじはナーガナースとなり、ラスト近くに舞台上に現れた。 ・・・スペシャルな千秋楽でありました。 ◆12月4日 桂吉朝さん 「うるさいよ!」と走り出たのは まん丸メガネにらくだシャツ、ちゃんちゃんこに腹巻姿の変な赤鼻おやじ。 そう(←?)関西が誇る人気落語家の桂吉朝師匠。 黒衣の一人に、自分の名を書いためくりを持たせている。 「わしは昨日 自分の出るとこはどんなやろ、と見に来て 気が遠くなったわ」 (12/3はピスタチオのお2人)と言い、“なぞかけ”をやると宣言。 「花組芝居とかけて86才のおばあさんの手相と解く。その心は 筋が全くわからん」 と、ちょっとブラック? でも客席は大ウケ。 お客さんからのお題で 「加納幸和(「せっまい世界やな〜」とボヤく師匠)とかけて富士山と解く。 その心は、日本一のおやまでしょう」と、美しくまとめ上げて退散。 カーテンコールでは師匠による 大阪風の“しめ”を行い、大盛り上がりでした。 ◆12月3日 腹筋善之介&保村大和さん きのうのバケツおやじは惑星ピスタチオからのお二人。 「うるさ−い!ここを○○○○(よく聞き取れなかった)の洞窟と知って 騒いでいるのか−っっっ!!」と腹筋さんが怒鳴り込み。 拍手するお客さんにも「うるさ−い!静かにしろ!!奴に気づかれてしまう!!」と なんだ芝居が始まっている。 そこへ保村大和さんが悪者役で登場。二人とも白いつなぎ姿だけど 全てあるつもりの力技。腹筋さんは変身して人造人間しんとく丸1号に なっているらしい。これがうわさのパワ−マイムか!! もう黒衣たちもシッダルタも観客となりただただ見つめるだけ。 そしてどうやらこうやら正義の味方(?)の腹筋さんが勝利を納め、 さわやかに去っていった。 役者とのからみは一切無し。いやいや実にパワ−全開のバケツおやじたちでした。 ◆12月2日 粟根まことさん 粟根まことさんは大のゲーム好き。ゲーム研究家として、白衣姿で登場。 うるさくてゲームに集中できないんだよ!と、説教を始めるかと思いきや、 「今日はせっかくですからゲームのコントローラーの話をしましょう。笑いはなしです。」 と、流れるようにゲーム講座が始まった。 そういえばコントローラーをいくつも肩にぶら下げている。 笑いはなし、と言ってたけれど、マジメに話しているのにかなりおもしろい。 神妙に話を聞いていたシッダルタが衣裳をぬぎ出しても完全無視で話し続け、 「あの・・・ボケ殺しですか?」とたずねる始末。 そしてとうとうブチ切れた桂シッダルタの 「先輩だけどあえて呼びすてにさしてもらう。粟根!かえれ〜〜っっっ!」 との言葉で黒衣たちにかつぎ上げられて退場。 この日シッダルタは一人で 忍んで〜 のシーンをやったのでした。 ◆12月1日 内藤裕敬さん ジャージ姿の内藤さんは、ハスの花のうしろで次の公演、いや、明日からの公演と言ってたっけ・・・の台本を書いていたらしい。 「うるさーい!! 台本書けなかったらどうすんだ!!」と、登場。 どうも台本書きは煮詰まっているようで、 「ちょっとおまえらやってみろ、この先」っつーことで“青木さん家の奥さん”が始まってしまう。 研修生Mが新入りのたけし。同じくWがインターホン。横道はドア、洋さんは青木さんちの奥さん。(M、おいしーじゃねーか。) 大根をるんるん(死語)とむいていると、酒屋がやってくる。 当然内藤さんは全員にダメを出しまくる。 結局、加納がカーリーの姿で青木さんの奥さんを再演。 素敵なかつらむきに客席から拍手かっさい。 そしてどこまで続くんだろう・・・?と心配でしたが、 内藤さんも自分の劇団の仕込みが気になるとみえ、 「それじゃー帰るからな。」とあっさりお帰りになりました。 ◆11月29日 原川浩明&木原実&木原理貴さん 「静かにしやがれ!しないと撃つぞ。」と劇場のお姉さんを人質にとって現れたのは、 花組芝居に1年ぶりの登場の原川です。 「ここは明るすぎる」と言っては会場を暗転にさせ、「暗すぎる」と言っては自分専用スポットを要求し、 「今日は自由にやっていいって、座長のお墨付きなんだ」と我が侭放題の原川。 やがて劇場のお姉さんは開放されましたが、更なる要求が出されます。 「これからみんな、俺の言う通りに踊れ!出来るまで芝居は進行させないぞ。」 それを受けて素直に踊っていただいたお客様方、ありがとうございました・・・・。 「芝居が長すぎる!」と赤ちゃんを抱っこして現れたのは、やはり花組1年ぶりの木原です。 抱かれた赤ちゃん、この子こそ、木原家の第二子にして長男の木原理貴(りき)です。 「理貴はシッダルタよりダンスが上手だぞ。」と可愛らしいダンスも披露し、 生後10ヶ月にして堂々の舞台デビューでございました。 木原のほかにも、小道具のバケツを持って、インドラ姿の北沢も登場。 そうこれは、7年前の身毒丸日組の、原川シッダルタ・北沢インドラ組の再現なのです。 「ぼく伸び太くん〜」と懐かしのネタも披露され、 東京千秋楽にふさわしい、はちゃめちゃなゲストコーナーでございました。 ◆11月28日[夜] オナペッツさん 登場したのは、あの、あまりにもインパクトのあるお姿、オナペッツのお二人です。 「あなたたち、何者?」「・・・花組芝居です。」「役者ね!ミュージカルとかやってるのね!RENTね、RENT。」 それにしてはダンスがなっていない!とダンス指導を始めるお二人。 「もっと手を優雅に伸ばして!」「顔は絶対に笑顔!」 あの勇猛だった踊りが、みるみるとオナペッツ色になっていきます。 「私達も一緒に踊るから、もう一度はじめからやってみましょう。」と なんと、お二人も交えてのダンスが披露されました。 「これよ!これでこそRENTよ!」と満足していただけたようで、御退場と相成りました。 しかし・・・。お二人の身長2m40cmには、出口があまりに低かったですね。 ごめんなさい。今度いらっしゃるときまでには直しておきます。 ◆11月28日[昼] 幸和希さん そろそろゲストの時間、と、舞台に流れてきたのは『雪之丞変化』でお馴染みの「♪時代」 見事な歌いっぷりで登場したのは、ピンクのバスローブ姿の「お初」こと幸和希嬢です。 客席からの盛大な拍手の中、たっぷりと歌い上げる幸さん。 この曲に付き物の、ちょんまげダンサーズも、もちろん登場して花(?)を添えます。 更に登場するは「雪さま」加納や「三斎」誓。 ダンサーズだったはずの水下・北沢も「平馬」「多平次」になって、 舞台はすっかり雪之丞ワールドに取り込まれてしまった様子。 大騒ぎをして、シッダルタに「もう来るな」と言われつつも 皆々は「むらさき小唄」を合唱をしながら楽しそうに退場して行きました。 ・・・でも、なんでみんな、バスローブ姿だったんでしょう・・・? ◆11月27日 鴻上尚史さん 「うるさいよ!隣でワークショップやってるんだから!」 今日のゲストは「てやんでぇ。こちとらイギリス帰りだ!」の鴻上さんです。 「この黒衣の中に研修生がいると聞いた。2公演お試しで参加してから、合否が決まるんだって? じゃあそのメンバー前に出てこい。ワークショップをやってみよう。」 ワークショップには2種類ある、と鴻上さん。「皆で楽しく遊びましょう」と「役者としての生き残りを掛ける!」のふたつ。 研修生たちにとっては、ここは当然後者・・・。 出されたお題は、動きの連想ゲームとでも言いましょうか、前の人の動きから発想して、動きのイメージを広げていくといったもの。 実際にやってみると・・・・、 ぴょんぴょんと飛び跳ねる研修生1。「何してるんですか?」「ジャンプ。」 「・・・・・今度花組芝居を見に来たときに、君たちの顔を見られる事を祈ってます。」 そう言い残して退場する鴻上氏。 さて、研修生の運命やいかに!!?? ◆11月26日[夜] 岡幸二郎さん かっこよく踊るシッダルタたちの前に現れたのは、 更にさらにかっこいい「アンジョルラス」岡幸二郎さん。 なんと自前(ご自身で縫われた部分もあるとか!)の衣装を着けての登場です。 そしてかかるはミュージカル「レ・ミゼラブル」より、この曲「民衆の歌」!! 素晴らしい美声が劇場に響き渡ります。 歌いながら客席に降りた岡さん。配るは『レ・ミゼラブル』のチラシです。 朗々と歌い上げた後、「おおーっ!」という叫びとともに颯爽と退場。 ああ、なんてかっこいいんでしょう。 花組芝居制作部一同、只今岡さんに夢中です。 ◆11月26日[昼] 金田龍之介さん 「ちょっと静かにしてちょうだい!」と出てきたのは、楽屋着スタイルの金田さん。 「今稽古してたんだから。うるさくしないでよ。そうだ、今からここで稽古するわ。」と 取り出したのは『婦系図』の台本。 「別れろ切れろは芸者のときに言う言葉。今の私にはいっそ死ねと言われた方がまし。」 そこに現れたのが、着流し姿も堂に入った、この回出番のない山下禎啓。 「お蔦・・・」と主税の役を演じます。 二人は一場面堂々と演じきったあと 「来月は谷崎を演るから。それじゃあね」と楽しそうに帰って行かれました。 北沢シッダルタの困惑の一言。「ツッコミようもないもんな・・・。」 ◆11月25日 佐藤正宏さん 今日のゲストは鉄人28号!の格好をした、WAHAHA本舗の座長、佐藤正宏さんです。 「最近私は、気功に凝ってまして」と言って始まったのが、この話。 「手首の皺のところで揃えて、手を合わせてみて下さい。左右の手で多少長さが違いますよね。じゃあ、今短かった方の手を前に出して「伸びろ、伸びろー」って思ってください。 できましたか?さてもう一度手を合わせてください。すると・・・長さが揃っています。これが気の力です!」(さあ皆さんもやってみましょう!) おまけのもう一ネタ。「形態模写・頭をなでられた時の犬の顔」 (お見せできないのが残念です!) さすがWAHAHA。ネタの豊富な佐藤さんでした! ◆11月23日 志賀廣太郎さん 今日のゲストは、何と只今本公演中の青年団からのお客様、志賀廣太郎さんです。 いったいどんな、「静かな演劇」が繰り広げられるのかと思ったら、 志賀さんはなんと、ネグリジェにナイトキャップ姿で登場! 「こんな夜中に何踊ってるの。休演日ぐらい、ゆっくり寝かせてよ。」 その後志賀さんは、きちんと封筒に入れて用意してきた、芝居のチラシと、 「夕べ遅くまで手書きで作った」という名刺を配りに、客席へ。 「11月29日まで、世田谷シアタートラムにて公演中です。」 休演日なのにゲスト出演。本当にありがとうございました。 皆様、『ソウル市民』は名作中の名作です。ぜひ見に行きましょう! 只今絶賛公演中!! ◆11月22日[夜] 吉田朝さん シッダルタ達が踊るさなか、・・・?おや?何処からかいい匂いが・・・? 客席から登場の吉田さん。エプロン付けてミトンをはめて、手には 鍋 と おたま が。 「うるさいよ!今カレー作ってたんだから! カレーが不味くなっちゃうでしょ!」 その後「何故うるさいとカレーが不味くなるか」の説明が延々と続きます。 「料理とは素材と作り手の対話が大切なんだ例を挙げると素材の人参これを切る時ほ(以下長いので中略)けだから静かにしなさい納得してもらえたかな?納得してもらえないならもう一つ例を出そう昔巨人の星というアニメがあったがその中で星くんが投げた消える魔(以下やはり長いので中略)まりどんな音楽を聴きながら料理を作るかで味が変わってくるんだ。」 料理を最も美味しくする音楽は、ハワイアンだ!ということで、 「さっき踊ってた曲を、ハワイアンでもう一度踊ってくれないかな。」 実はこのダンス、身毒丸の中でも最もハードなダンスなのです。 でも、踊らないと、帰ってくれなさそう・・。しぶしぶ踊るシッダルタと黒衣たち。 「いやあ、ありがとう。これで美味しいカレーが出来たよ。」 この後も決してすんなりは帰ってくれない吉田さんでしたが、やっぱり長いので後略です。 登場から退場まで、たっぷり15分!! いやはや、お疲れ様でございました! ◆11月22日[昼] 池田成志さん 舞台下手の幕が上がり、ゲスト登場・・と思いきや、飛んで来たのはサッカーボール。 それに続いて、ばっちりサッカーウェア姿で決めて登場したのが、池田成志さんです。 「こんな昼間の2時から、なにドタバタやってんの。僕は今サッカーの練習してたんだから。 この格好で分かるとおり、僕は、隣に住んでいるデルピエロです。」 サッカーチームにも所属し、最近サッカーに夢中だという池田さんは、 「今日はここで、リフティングが7回成功するまで帰りません。」 もしも一向に成功しなかったら、今日は昼公演だけになってしまうのか!?という恐怖の中、 案外すんなりと、2回目のチャレンジで成功!! 皆の大拍手の中、満足げに退場していかれました。 ◆11月21日[夜] ジェームス小野田さん 今回のゲストは、元米米クラブのボーカル、ジェームス小野田さんです。 なんと、客席から登場の小野田さん。なんだか妙な、司祭のような格好をしています。 「楽しそうだね〜。僕も昔はいろんな踊りを踊ったよ。」と米米時代のダンスを披露したり、 「こんな歌を歌ってたんだ」と♪Funk Fujiyamaを歌ってみたり。 さらに、「僕は来年一級建築士の試験を受ける受験生なのです。ここで建築士の試験問題を出題します。」と、 客席を巻き込んでのクイズ大会になったりと、 とにかくバラエティに富んだ内容でした。 最後には「来年博品館で一人ミュージカルをやります」と宣伝までして、 再び客席から退場なさいました。 高らかに歌いながら退場する小野田さんを、黒衣一同、いつまでも見送っておりました・・・。 ◆11月21日[昼] 美加理さん シッダルタ達の元にやって来た今日のゲストは、なんとミッキーマウス&ミニーマウス・・・!!?? 実はミッキー&ミニーのかぶり物をしているのが、座長加納と美加理さんなのです。 この二人、ちゃっかり小道具持参で、何かを始めようとしています。 スッと傘をさすミニー。「出迎えかい、御苦労だね。」とミッキー。 そう。スピーカー・ミッキー加納と、ムーバー・ミニー美加理による、富姫です! 「図書様、何処に?」と声を掛けられ、「姫君、何処に?」と思わず図書之助になってしまった桂シッダルタ。 しばらくの間、めくるめく天守物語ワールドが繰り広げられましたが、 我にかえった桂が一言。「思わず引き込まれてしまった・・おそるべし、ディズニーパワー。」 ところで皆様、かぶり物ミニーの中が美加理さんだって、カーテンコールの紹介の前に、分かりましたか? ◆11月20日 古田新太さん かっこよく踊りを決める水下シッダルタの前に現れたは、 坊主頭にバスローブ、そして何故か前を「もっこり」させた、古田さん。 「うるさいよ!子供起きたらどうすんの!せっかく3年ぶりの夫婦のいとなみなのに。バイアグラも買ったんだよ!」 唖然とする黒衣たちを尻目に「子供が起きてしまったらいかに大変か」を切々と語ります。 「お前たちの中で、子持ちはいないのか?」 「友人なら・・・」と黒衣に連れられて出てきたのがヤマ大井。 「千秋楽が予定日なんです。(←実話です!)」 そこから先は、「子供は可愛いよ〜」という古田さんの親ばか独壇場。 娘さんであるアロエちゃん(←本名です!)の、心温まるエピソードの披露の後、 「よし、これから俺ん家で語り明かそう」と大井を連れて退場なさった古田さんでした。 ◆11月19日 柳家花緑さん 「明日も来るからな!!」の言葉通り、今日もやってきました、柳家花録さん。 今日は紫色の座布団とめくり(寄席で舞台の下手にある、名前が書かれた台)を自分で持って、でばやしと共に登場。 今回の演しものは、「落語『怪誕身毒丸』」。 カーリー、インドラ、シッダルタの説明にいちいち頷くシッダルタと黒衣たちだが、 そろそろ帰ってもらいたいのに、なかなか帰って下さらない。 「だって、昨日のシッダルタ(桂)が明日落語やっていいって言ったもん。」というと北沢シッダルタは「俺は知らねえよ!!」。 最後は客席までご案内して帰っていただきました。 今日は古田さんです。どうなりますやら。 ◆11月18日 柳家花緑さん 噺家(にして人間国宝)柳家小さんのお孫さん。 最初のシッダルタが出てくる踊りのところで、よくよく見ると黒衣が一人多い。 でもなかなかいい動きをしていて他のメンバ−が一通り踊り終わっても、あれ、勝手に踊ってるぞ−! ブレイクダンスとかム−ンウォ−クとかいろいろしてる!それが誰あろう花緑さん。 お兄さんはモ−リス・ベジャ−ルバレエ団のホ−プだけど、ご本人も小さい頃からダンスを習っていて個人の会で披露するような腕前。 シッダルタの「この人知ってるか?」の問いにお客様は拍手で応えて下さいました。 やりとりの後、「明日も来てやるぞ!!」と去っていった花緑さん。 今日も来てくれるかな。 |